山陽論叢
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19世紀末以降の日本塩業資本と台湾の関係 : 野崎台湾塩行を中心にして
太田 健一
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2001 年 8 巻 p. 11-21

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抄録
本稿は,2001年5月24日から同月28日まで,ドイツ・ワイマールのバウハウス大学で開催されたCIHS(Commission Internationale d'Histoire du Sel,国際塩業史学会)に参加して報告したものの要旨である。参加者は欧・米・日を中心に約50名であった。全体の共通テーマが「19世紀世界塩業資本の動向と投資効率」であったため,小生の報告は「19世紀末以降の日本塩業資本と台湾の関係」と題して,岡山県の著名な塩業家である野崎家の活動を中心としたものとなった。原稿作成に当たっては東京在住の加茂詮氏に御指導賜り,ドイツ語の翻訳では千葉在住の高橋日出二氏に全面的にお世話をいただいた。また,原稿・翻訳から会議・旅行の一切に至るまでJTの大町豊氏にお世話になった。記して深く謝意を表する次第である。同行者の楠目斎氏とはワイマールの宿舎で連日,貴重な日本酒を御馳走になりながら囲碁のお相手をしていただき,楽しい思い出をつくることが出来た。
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© 2001 山陽学園大学・山陽学園短期大学
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