e-Rad研究者番号: 70132123 国立民族学博物館 [日本] https://ror.org/00tzzfp14
2023 年 5 巻 1 号 p. 21-23
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・18K18518
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日本手話についても音挿入現象があることが予想される。しかしepenthesisを音挿入と呼んでいいかは疑問が残る。音声言語の音声学の用語であり、英語的には音を意識させない用語だが、日本語訳では明白に音声言語の用語であることが表示されてしまうので、専門家以外に誤解を呼ぶリスクがある。語連鎖において、音挿入の現象がある、ということは、語レベルの議論と音韻レベルの議論に終始していては解決できない課題で、形態論のレベルの議論を想定することで解決することも多いと予想している。
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