抄録
近年,多品種生産を目的として最終組立て作業に作業者の手作業による多工程持ち作業が導入されている。
部品組立作業では取り付ける部品や取り付け方法によって作業の困難さが異なるため,通常見積もられる標準作業時間に比べて実際の作業時間は大きく異なる。
新規製品の製品設計や工程設計において,作業の困難さを評価して実施できれば,製品設計から工程設計の業務に費やす時間を削減できるとともに,製造で生じる作業ミスを回避できる製品の設計も可能となる。
本研究では,部品組立て作業に対してその特徴を分類・分析し,組立作業の困難さの要因をまとめる.そして,その要因とMODAPTSによる標準作業時間を利用して,ニューラル・ネットワークによる作業時間の見積り法を提案する.
本発表では提案法を実作業に適用し,得られた結果から提案法の妥当性と問題点を議論する.