Strength and Conditioning Journal Japan
Online ISSN : 2759-0674
Print ISSN : 1883-4140
From Strength & Conditioning Journal
フルコンタクト系格闘技選手における打撃力のレビュー:異なる種類のストレングス&コンディショニングトレーニングがもたらす効果と現場への提言
Aaron UthoffSeth LenetskyReid RealeFelix FalkenbergGavin PrattDean AmasingerFrank BourgeoisMicheál CahillDuncan FrenchJohn Cronin
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2025 年 32 巻 1 号 p. 71-85

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抄録

総合格闘技、テコンドー、およびボクシングなどのフルコンタクト系格闘技において成功を収めるためには、ダメージに繋がる打撃を、相手から受けるより多く繰り出す必要がある。高い打撃力を発揮することで、ノックダウンを奪ったり、ノックアウトを決めたり、ポイントを獲得したりすることが可能となる。打撃力は、非特異的および特異的なストレングス&コンディショニングトレーニングのいずれか、または両者の組み合わせによって強化できるというエビデンスがある。本稿では、格闘技選手を指導する専門職のために、格闘技選手が異なるレジスタンストレーニング方法にどのように反応するかについて、現行の実証的エビデンスをレビューし、その上で、非特異的および特異的なエクササイズを導入するにあたっての現場への提言を行なう。

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