Strength and Conditioning Journal Japan
Online ISSN : 2759-0674
Print ISSN : 1883-4140
From Strength & Conditioning Journal
ストレングス&コンディショニングのフィールドの専門職業化を目指して
Baykal M. L. AltinerMarlene A. DixonCalvin NiteMatt S. Stock
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2025 年 32 巻 7 号 p. 43-55

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抄録

業界としてのストレングス&コンディショニング(S&C)は、総じてその誕生以来、職業および応用科学おいて大きな成長を遂げてきた。結果として、コーチたちはその専門知識を継続的に新たな環境に提供し、実証研究を奨励し、また、S&Cの資格認定と専門知識を向上させる専門職業化のプロセスにたゆまず取り組んでいる。しかし我々筆者らは、業界が多大な進歩を経た現在にあっても、なおそのリーダーたち(専門職団体および個人)に対し、S&C専門職の認定、教育、資格、ならびに総合的な専門能力開発に関して、業界の成り立ちやインフラの動向を振り返るよう勧めている。S&Cは、ひとつのフィールドとして、プロフェッショナリズムの向上と効果的な実践に向けた、効果的な規制システムを開発・導入するのに適した立場にある。そこで本稿では、S&Cの専門職業化における取り組みをより適切に支援するために、組織行動論の概念的ツールを紹介する。第1に、専門職と制度的実践のトピックを取り上げて定義づける。第2に、専門職業化の過程における専門職(個人および集団)と制度の関係について説明する。第3に、このフィールドのプロフェッショナリズムに関する現行の課題や傾向(フィールドの統一性の欠如、資格認定、過失と傷害、および社会関係資本)を取り上げた研究をレビューする。そして最後に、業界の専門職としての成熟を支援するために、適切な制度的実践の方策とその応用について提言する。

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