抄録
2008年度の組込みスキル領域の活動は、組込みスキル標準(ETSS※1)策定の完結及び次のステップである普及拡大への準備が大きなテーマであった。ETSS策定についてはこれまで実施してきた実証実験や個別企業・団体等からのフィードバック及び共通キャリア・スキルフレームワーク公開に伴う整合性の確認を実施し必要な文書の改訂を行った。また教育研修基準を実運用するためのガイドとして『組込みスキル標準ETSS教育プログラムデザインガイド』を書籍化し(2009年5月刊行)、スキル基準、キャリア基準、教育研修基準策定の各個別部会の活動を締めくくった。
普及拡大についてはETSSを個別企業・団体へ実装し運用する人材面に対する施策として「ETSS導入推進者」を提唱することとし『組込みスキル標準ETSS導入推進者向けガイド』を書籍化し実際の活動に対するノウハウの提供と共に「ETSS導入推進者」の意義等を発信した。また従来からの実証実験も継続し普及拡大のための情報を収集した。