抄録
PSP※1は、Watts S. Humphrey博士が米国・カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(CMU/SEI※2)において、ソフトウェアプロフェッショナルが身に付けるべきプロセス改善能力とスキルを明らかにし、その修得を可能にする教育プログラムとして開発したものである。九州工業大学大学院 情報工学府は、2007年から3年間、SEIと連携してこのPSP[HUMPHREY-4]トレーニングに取り組み、品質とエンジニアリングの改善能力の向上を実現した。この報告では、導入の狙いとアプローチの概要、PSPインストラクタの育成、大学院学生への教育の具体的アプローチ手法について述べる。また、研究室を構成する学生、研究員、教員による効果的なプロジェクトマネジメントへの期待についても述べる。