物理探査
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論文
重力勾配テンソルの固有ベクトルを用いた断層あるいは構造境界の傾斜角の推定
楠本 成寿
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2015 年 68 巻 4 号 p. 277-287

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抄録
 ダイクのように,一様な傾きをもつ2次元的な構造の傾斜角推定に用いられる手法を,断層や構造境界の傾斜角推定に応用した。応用に先立ち,断層あるいは構造境界の傾斜角の推定に応用できるかどうかの数値テストを行った。その結果,それらの傾斜角を推定でき,推定された傾斜角の分布から正断層と逆断層の違いを識別できることが明らかになった。実フィールドへの応用として,伊予灘から別府湾を経て豊肥火山地域に至る地域周辺の重力異常に本手法を適用し,既存研究で得られている構造傾斜角と調和的な傾斜角分布を得た。
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© 2015 社団法人 物理探査学会
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