生産管理
Online ISSN : 2186-6120
Print ISSN : 1341-528X
イノベーション支援組織とリエゾン機能
ドイツの組織をモデルとして
小竹 暢隆
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2002 年 8 巻 2 号 p. 33-42

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抄録
地域が自律的な発展を遂げていくためには, そこに立地する様々な構成要素の有機的な連携が必要である。地域において産業・技術政策の具体的な実施主体となるイノベーション支援組織に注目し, ドイツのフラウンホーファー協会及びシュタインバイス財団をモデルとしてリエゾン機能に注目して比較検討する。両組織とも産学連携の一形態として捉えられることが可能である。国内においてそうした機能を編成する場合は, 問題解決機能, 組織の自律性, コーディネータの存在, が鍵となる。
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© 日本生産管理学会
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