2010 年 62 巻 2 号 p. 129-132
ガソリン車が発明されてから100年以上が経った現在,自動車社会の課題や技術について概説する.自動車エネルギーとして,現在大きな岐路にあり,電気自動車やプラグインハイブリッド車など,車はほぼ電動化,電動HV化の方向に進んでいる.車単体のエネルギー効率向上だけではなく,交通流の円滑化としてインフラ整備やITSの導入が必須であり,21世紀は様々なことを組み合わせないとイノベーションは起こらず,意図的な統合が必要であり,東京大学生産技術研究所ITSセンターには,その担い手になっていただきたいと期待している.[本要旨はPDFには含まれない]