生産研究
Online ISSN : 1881-2058
Print ISSN : 0037-105X
ISSN-L : 0037-105X
研究解説
エネルギーITSプロジェクト -国際的に信頼されるITS施策効果評価方法の確立-
桑原 雅夫堀口 良太平井 洋田中 伸治ミスカ マーク米沢 三津夫林 誠司金成 修一花房 比佐友小宮 粋史洪 性俊大口 敬小根山 裕之
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 63 巻 2 号 p. 265-270

詳細
抄録
ITS施策導入による自動車からのCO2排出量の低減効果を適切に評価するには,交通流シミュレーション,CO2排出量シミュレーション,およびデータベース等が要素技術となる.これまで各要素技術は個別に開発されており,全体システムとして評価ツールが満たすべき条件は明確ではない.本研究では,個別ツール開発とともに,ツール全体として満たすべき条件を明確化し,これを国際的に合意形成して,ITSの効果評価方法を確立することを目的とする.これは平成20年度から5年間のプロジェクトであり,本稿ではその中間経過の概要を報告する.
著者関連情報
© 2011 東京大学生産技術研究所
前の記事 次の記事
feedback
Top