生産研究
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研究解説
動的情報提供によるパーク&ライド適用可能性に関する研究
中元 達也ミスカ マーク田中 伸治
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2011 年 63 巻 2 号 p. 281-286

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抄録

交通渋滞等で旅行時間の定時性が確保できない状況では,動的な交通情報提供が有効である可能性が高い.本研究では,常磐自動車道を東京都心方面に向かうトリップを対象に情報提供を用いたパーク&ライドの適用可能性を検討するために,まず当該地域の交通状況を明らかにした.次にドライバーに旅行時間情報とともにパーク&ライドに関する情報を提供した場合の行動変容に関するSP調査を行っている.さらに,パーク&ライドの利用によって生じる様々な効果について議論するため,ドライバーの生活行動のモデル化を検討する.

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© 2011 東京大学生産技術研究所
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