生産研究
Online ISSN : 1881-2058
Print ISSN : 0037-105X
ISSN-L : 0037-105X
調査報告
東日本大震災後における関連学会の活動に関する分析
―3.11net東京(東日本大震災復興支援研究者ネットワーク)の活動報告 その2―
大原 美保近藤 伸也沼田 宗純目黒 公郎
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 63 巻 6 号 p. 739-747

詳細
抄録

 災害発生後は多数の組織が異なる被災地調査を行うが, 被災地への過度の負担を避けるためには組織間の連携や情報共有が不可欠である.また, 東日本大震災のような未曾有の広域災害に対しては, 既存の学術領域に枠組みに基づく活動だけでは, 新たに出現した社会問題に対して解決策を提示できない可能性がある.本研究では, 東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会に所属している21学会および学会ウェブサイトに震災後の活動情報を掲載している58学会を対象として, 震災後の活動状況をレビューし, 体制整備, 学会間の連携状況, 提言活動, 相談への対応や専門家の派遣という4つの視点から比較分析した.[本要旨はPDFには含まれない]

著者関連情報
© 2011 東京大学生産技術研究所
前の記事 次の記事
feedback
Top