東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
2014 年 66 巻 4 号 p. 331-335
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内部侵食は地盤中の細粒分が浸透水流により抜け出す現象であり,大規模に発生すれば時地滑りや陥没事故などの土砂災害を引き起こす.本研究ではそうした侵食現象について,アクリル円筒を用いた一次元浸透実験を行った.円筒底面には一定径のメッシュが設置してあり,上端面からの浸透流により底面から土砂と水が排出される仕組みである.実験の際は地盤材料や底面メッシュの大きさを変えて実験を行い,侵食の有無や程度に寄与する条件を明らかにした.
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