生産研究
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研究速報
マルチエージェントシステムを用いた復興モデルフレームワークの製作
バタチャリヤ ヤスミン加藤 孝明
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2015 年 67 巻 4 号 p. 327-331

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抄録

災害復興の動態は複雑である.被災前の社会状況・被災状況・復興政策 など多数のパラメーターが重なり合った結果であるが,その根幹は個人の意思決定の積み重ねである.復興政策は全ての災害において通用しないと言われているが,地域特性に合った復興政策を推進するためには,災害復興の動態の理解が必要である.同時に政策パラメータとの相互作用の理解も不可欠である.本研究は,復興動態を解明するためにマルチエージェントモデルによる地域復興モデルの構築を行うことを目的とする.

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© 2015 東京大学生産技術研究所
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