生産研究
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研究解説
日本版MaaSを志向した標準的なバス情報フォーマットの柏市における導入に向けて
平沢 隆之坂井 康一大口 敬河野 賢司小野 晋太郎山口 憶人須田 義大
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2019 年 71 巻 2 号 p. 81-83

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抄録

フィンランドを発祥とするMaaS(Mobility-as-a-Service)は,世界各地の交通業界に現在大きな影響を及ぼしている.利用者本位の運輸連合スキームを有しない日本に於いても,交通系IC カードの相互利用可能化や公共交通基本データのオープン化の動きが付けられてきた.本論文は,約10 年に至る柏ITS 推進協議会の活動を総括し,「日本版MaaS」につながる千葉県柏市における今後の展望を述べた.なお本論文は,WCTR Society SIG G2 Vienna2018 講演発表アブストラクトの抄訳である.

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© 2019 東京大学生産技術研究所
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