東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
2020 年 72 巻 5 号 p. 355-357
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従来,建築分野で語られてきた「美」と比較し,「かっこいい」という言葉には,既存の体系に対する異議申してとしての意味が含まれている.「かっこいい」をめぐる建築理論として,形の定量化と感覚の定量化をあげ,その後者から新しい建築理論の構築を目指す.さらに「かっこいい」の定量化の目的として,1)デザインの価値の創造的発見,2)万人がデザインについて語れる共通言語,3) 建築理論なき時代の理論,という3 つの可能性を指摘した.
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