生産研究
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研究解説
時代の変化を契機とした今後のモビリティのあり方
鹿野島 秀行伊藤 昌毅小野 晋太郎平岡 敏洋中野 公彦大口 敬須田 義大
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2021 年 73 巻 2 号 p. 87-92

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抄録

新型コロナウイルス感染症の流行は社会のあらゆる分野に多大な影響をもたらしたが,モビリティの分野においてはその影響は如実で,大幅な交通需要減少,交通機関における感染症対策等の実施等,対応に追われた。一方,人々の生活や社会構造に起きた変化の一部,例えば各種活動のオンラインでの代替等,感染症流行後においても不可逆なものとして長期的に残存することが予想される。本稿では,かかる時代の変化を踏まえた今後のモビリティのあるべき姿,目指すべき方向性について論ずるものである。

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© 2021 東京大学生産技術研究所
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