東京大学大学院 新領域創成科学研究科
東京大学生産技術研究所 物質・環境系部門
2024 年 76 巻 2 号 p. 129-132
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タンパク質の折りたたみにおける構造安定性は,タンパク質分子のうち,機能的な分子の割合を規定する重要な特徴量である.しかし,その定量には手間と費用がかかるため,構造安定性の全容は明らかではない.本稿では,90万種類までのタンパク質のin vitroにおける構造安定性を一度の実験で定量する手法を紹介する.本手法により得られる大規模データは,構造安定性の理解と予測に役立つことが期待される.
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