石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第58回研究発表会
セッションID: B19
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[受賞講演-奨励賞]
触媒調製プロセスがハイドロキシアパタイト触媒のCa/P比および表面塩基性に及ぼす影響
*土田 敬之久保 純吉岡 徹也佐久間 周治竹口 竜弥上田 渉
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抄録

HAP触媒の塩基性の精密制御を目的とし、原料Ca/P比、溶液のpH、溶液温度および攪拌時間に注目し、上記因子がHAPのCa/P比および表面塩基性に与える影響を検討した。調製時の因子を制御することで任意のCa/Pモル比のHAPを調製することができ、HAPのCa/P比は調製時のpHが原料仕込み比よりも大きな影響力を有し、次いで撹拌温度、攪拌時間の順であった。また、調製時の因子およびパラメーターが異なっていても、得られたHAPのバルクのCa/P比が同じであれば、ほぼ同じ塩基量を持つことがわかった。

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© 2009 公益社団法人石油学会
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