抄録
非食糧系バイオマスとして注目されているJatorophaは約20%のオイル分を含んでいるが、オイルの抽出残渣が約80%を占めるのにも関わらず、その利用技術が確立してない。これら残渣を急速熱分解することにより、バイオオイルを得ることができ、脱酸素することによりガソリンの原料となり得る芳香族炭化水素を得ることができる。しかし、含酸素芳香族化合物の芳香環の水素化を抑制しながら脱酸素を行うことが非常に難しいため、触媒を用いることにより熱分解段階である程度脱酸素が可能となれば、後段の脱酸素触媒の負荷が低減可能である。そこで、本研究では、急速熱分解用触媒の探索を行い、ゼオライト系と非ゼオライト系触媒の性能比較を行った。