石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第46回石油・石油化学討論会(京都大会)
セッションID: 2C05
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酸化反応
銅二核錯体触媒を用いたベンゼンの液相酸化反応によるヒドロキノン一段階合成
*上山 耕平桶本 篤史谷屋 啓太市橋 祐一西山 覚
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抄録
現在、多段階プロセスによって合成されているヒドロキノンの一段階合成プロセスとして、分子状酸素を酸化剤として用いたベンゼンの液相酸化反応を検討した。本反応において、酸素を効率良く活性化する触媒として銅二核錯体を用いることで、高い選択率でヒドロキノンを合成できることがわかった。本研究では、分子状酸素を酸化剤として用いたベンゼンの液相酸化反応における銅二核錯体触媒の反応活性について報告する。
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© 2016 公益社団法人石油学会
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