石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第64回年会(第70The Japan Petroleum Institute回研究発表会)
セッションID: B01
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[一般発表]
二元機能担持Ru触媒によるアミノ酸合成
*宍戸 哲也齋藤 嗣朗三浦 大樹
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抄録

バイオマス由来のカルボン酸であるグリセリン酸を基質としたアミノ酸(アラニン)の合成に有効な触媒の検討を行った。Ru/TiO2触媒がその酸と金属の二元機能を用いることでアラニンを高収率で与えることを見出した。TiO2の結晶形は活性に強く影響し,ルチル型TiO2では,ほとんど反応が進行しないのに対してアナタース型のTiO2が高い収率でアラニンを与えることを見出し,その酸性質を詳細に解析した。

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