英語教育研究
Online ISSN : 2423-8724
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Usefulness of GLMM to Corpus Analyses:
An Analysis of Meanings of English Modal Verbs
Tatsuya KAJIYAMA
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2024 年 47 巻 p. 13-32

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抄録
一般化線形混合モデルとは,固定効果とランダム効果を同時に推定する手法であり,従来の統計手法が抱える問題を解決できる可能性がある。しかし,教科書分析や日本のコーパス研究において,このモデルを利用した研究は数少ない。そこで,このモデルを使った教科書コーパス分析の一例として,英語教科書に含まれる法助動詞の頻度を分析した。その結果,この手法は,従来の手法より,言語データに対するモデル推定に有用であることがわかった。
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© 2024 関西英語教育学会
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