繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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織物のドライアイロン処理による光沢変化
日下部 信幸古里 孝吉
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1969 年 10 巻 9 号 p. 568-573

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抄録
織物にドライアイロン処理を行なうことにより生ずる反射曲線の変化と光沢発生率を調べた.その結果, アイロン処理により反射曲線に変化を与えるのは, 素材, 織物組織などによる場合と, 明度による場合とがあり, 白地の材料で変化が少なくても明度が低くなると光沢が発生しやすくなることが認められた.また, 表面加工アイロンを使用することや, あて布を用いることによりアイロン光りがある程度抑制できることが認められた.
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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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