北海道大学低温科学研究所
1979 年 41 巻 1 号 p. 11-18
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
雪渓の消長を, 気候変動の一指標として見る立場から, 日本全国10ヶ所の山岳地帯の雪渓が調査されている.その一環として, 北海道中央部に位置する大雪山系のいくつかの雪渓の1976年度の消耗末期の大きさを測量した.その結果, 1976年の消耗終了時の大雪山系の雪渓は前年より大きな規模で越年し1975~1976年の水文年期間中の質量収支はプラスであることがわかった.また1964年以来継続観測されている雪壁雪渓の消長を総括した.
日本雪氷協会月報
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら