2026 年 39 巻 2 号 p. 86-93
オリンピックのような大きなスポーツイベントは,大会を運営するために多くのボランティアを募集することが多い。こうしたボランティア活動は,以後の他のボランティア活動に参加するボランティアを増やすと期待されている。本研究では,東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティア参加者と非参加者を対象に調査を実施した。回帰分析によれば,オリンピック・パラリンピック大会後のボランティア活動への参加回数や参加時間については,オリンピック・パラリンピックは有意な予測因子ではなかった。一方,依頼されることに関連する要因は,ボランティア活動への参加を有意に予測した。