2005 年 18 巻 4 号 p. 441-451
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人間活動が環境に及ぼす影響を表す環境指標体系について,その展開の歴史を振り返るとともに,地球環境時代に入った今日における新たな指標の役割について論じる。持続可能な開発を目指した経済と環境の統合のために利用されるようになったさまざまな指標を取り上げる。特に,財・サービスに内包された環境負荷を論じる上で有用な内包エネルギーやエコロジカルフットプリントに関する研究の状況を紹介する。また,環境管理のためのツールとして利用頻度が高まりつつあるLCAについてレビューする。