気象大学校
慶大環境情報
気象研究所
富士山測候所
東工大化学環境工学
1992 年 5 巻 2 号 p. 109-114
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山岳地帯は試料採取が困難であるため観測データは少ない。本研究では,1991年4月13日-15日,東ネパール,ヒマラヤ山地の4300m-5483mの地点で得られた雪,河川水および湖水の化学成分をイオンクロマトグラフィー,原子吸光分析,ICP発光分析などを用いて測定し,1990年8月より富士山頂で採取した降下物や降雪の試料と比較した。硝酸イオンと非海塩硫酸イオンの比は積雪試料について富士山のものよりも高かった。臭化物イオンと塩化物イオンの比は海塩に近い値であった。
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