社藝堂
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⾼等学校芸術科書道における「書」の印象の⾔語化
杉﨑 哲子
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2024 年 11 巻 p. 77-102

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抄録
⾼等学校芸術科書道の「書」制作では、他者の印象を意識して表現する。書道学習経験者は鑑賞⽤語で印象を捉えてくれるが、 多くは学習経験がない。また、⽂字の意味のみに着⽬した「書」とはいえない筆⽂字も存在する。そこで、⽂字の意味の影響を除外し、鑑賞者を拡⼤して印象を捉えたいと考え、 ⽂字の意味データを持たない⼈⼯知能に⽂字の印象を診断させた。その結果を分析して筆⽂字の字形の特徴と印象との関係性を確認し、⾼等学校芸術科書道における「書」の印象の⾔語化について考察する。
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