空気調和・衛生工学会 論文集
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中央式給湯設備のレジオネラ汚染対策 : 維持管理についての実測例
金子 岳夫古畑 勝則紀谷 文樹
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1999 年 24 巻 73 号 p. 1-10

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抄録

レジオネラ属菌に汚染された中央式給湯設備において,維持管理面から各種のレジオネラ汚染対策を実施し,以下の3点を確認した.1)清掃・消毒は,貯湯槽だけではなく,給湯設備全体について統一的に実施することが必要であった.2)エネルギー消費量の増加や火傷の危険性は増すが,昇温は最も効果的であった.3)貯湯槽底部は,低温でレジオネラ属菌の繁殖域となりやすいため,槽内の清掃以外に定期的な排水や強制循環が必要であった.

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© 1999 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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