空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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技術論文
家庭用ヒートポンプ給湯機の密閉型貯湯タンクにおけるレジオネラ属菌の不活化に関する実験的検討
長谷川 浩巳, 岩松 俊哉, 藤縄 剛史, 守川 彰, 豊島 正樹, 志賀 彰, 勝又 典亮, 黒森 雄斗, 古畑 勝則
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2024 年 49 巻 330 号 p. 29-34

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抄録

家庭用ヒートポンプ給湯機は一過式加熱方式の密閉型貯湯タンクを採用し,給水から出湯にいたる水回路全体が加圧状態にあるため,細菌類がタンクへ侵入するのは水道水経由を除けば極めて難しい。また,同給湯機の出湯温度下限値は,レジオネラ症予防の観点から,厚生労働省の技術指針をもとに65℃と規定されているが,実機でのレジオネラ属菌の挙動の報告例は見られない。そこで本研究では実機を用いて,初期レジオネラ菌数を約104CFU/mL、初期残留塩素濃度を0.1mg/L、出湯温度をパラメータとした実験を行い,タンク(水圧0.18MPaG)内のレジオネラ属菌は残留塩素によって,沸き上げ運転開始前に定量下限値(102CFU/mL)未満に低下することを明らかにした。

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© 2024, The Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan
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