空気調和・衛生工学会 論文集
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学術論文
洋上風力発電及び陸上変動再エネの連系による札幌市への電力・熱供給計画
第1報−各種調整力の最大出力と蓄電容量
小原 伸哉
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2024 年 49 巻 331 号 p. 11-21

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抄録

札幌市近郊の石狩湾では10事業11GWの洋上風力発電が計画されており,一部112MWの運転が 2024 年 1 月に開始された。洋上風力発電の利用方法については未定の部分があり,海底ケーブルなどで東京へ融通する構想もある。一方,本稿では電力の地産地消を想定して,石狩湾で発生させた電力を周辺の陸上変動再エネと連系して,電力及び熱の大消費地である札幌市へ供給することを考える。しかしながら,需給変動を安定化させるための調整力の最大出力や,日格差を安定化させるための調整力の容量については未知である。本稿では,アンモニア,メチルシクロヘキサン,水素,硫黄ナトリウム電池を調整力として導入した際の,最大出力と蓄電容量を明らかにする。

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© 2024, The Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan
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