主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
前報4)~5)では、超高層ビルにおける排水通気立て管の更新時に、特殊継手排水システムとループ通気立て管方式を併用した「特殊継手・ループ通気管併用方式」を採用し、工事前後にそれぞれ性能検証行い、システムの排水性能について報告を行った。 本報では、更新1年経過後のビルの運用状況下において、前報4)~5)と同様に管内圧力の連続測定を行い、継続利用で発生する劣化が排水性能へ与える影響について確認し、竣工時と同様の性能が発揮できているか確認することを目的とする。