主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
近年、様々なビルにおいて環境共生技術が採用されるケースが多い。対象とするビルも種々の省CO2手法が導入されている。その中でも「コーナーボイドを用いた自然換気」は大きな目玉となるシステムの一つであり、機能とデザインを融合した「見える化」されたパッシブ手法により、広く社会に環境意識を高める情報発信を続ける「環境ショーケース」となることを目指している。本報ではその自然換気システムの概要と自然換気装置の性能の測定結果及びそのPQ特性曲線と常時計測されている差圧により自然換気量の予測を行った結果を示す。