主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集
開催日: 2014/09/03 - 2014/09/05
家庭で消費される給湯用エネルギーを削減するために、浴室排水から熱回収を行う上水予熱システムを検討した。このシステムを実用化するにはいくつかの問題がある。問題の1つとして、排水開始時間と給水需要時間のタイムラグが挙げられる。 この論文では、複数世帯で熱交換器を共有する上水予熱システムを想定し、各世帯の排水パターンを模擬した実験を行った。 熱回収率で評価を行い、その結果、複数世帯で熱交換器を共有した場合の熱回収率は2.1%であることが示した。