空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: C-16
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断熱性能可変居住モデルにおける異なる暖房方式による温熱環境評価 (第1報) 断熱性能の変化が空気温度分布に与える影響
*村上 礼雄島貫 友貴渡部 貴大秋元 孝之
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抄録

本報では、3つの暖房方式(床暖房、天井輻射暖房、エアコン)で暖房された居住モデルにおいて、居住モデルの断熱性能が空気温度分布および人体の顕熱損失量に与える影響を調査するために温熱環境の計測を行った。居住モデルは人工気候室の中に設置されており、熱損失係数は1.87W/m2K、2.63W/m2K、 および3.02W/m2Kに設定可能である。その結果、空気温度分布は暖房方式によって異なることが示された。さらに手および足の顕熱損失量についても暖房方式に依存することが示された。

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© 2014 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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