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桃井 良尚, 相良 和伸, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 古賀 修, 一谷 匡陛, 髙山 眞, 笠原 万起子
セッションID: C-1
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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The purpose of this study is to establish air-conditioning design methods that use both air-conditioner and ceiling fans. In this paper, we report the effect of the position and number of ceiling fans on the airflow and thermal environment during cooling.
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Rijal Hom Bahadur, Humphreys Michael A., Nicol J. Fergus
セッションID: C-2
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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The proportion of ‘open window' in the free running mode is significantly higher than that in the cooling and heating modes. The window opening is related to the indoor or outdoor air temperature. Window opening behaviour as predicted by logistic regression analysis is in agreement with the measured data. These findings can be applied to develop an adaptive algorithm for window opening behaviour in Japanese residences.
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太田 涼平, 近本 智行, 小林 知広, 伊藤 紘一
セッションID: C-3
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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In this study, influence of outdoor air temperature change in summer on thermal comfort was investigated by human subject experiments. Analysis result shows that indoor neutral temperature rise with the rise in outdoor air temperature and relationship between indoor neutral temperature and outdoor air temperature change is similar to the previous study.
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鵜飼 真成, 野部 達夫, 市川 勇太
セッションID: C-4
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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This study aims to assess the thermal conditions of an indoor environment deemed unacceptable by workers. For this purpose, Ostracon, a voting device, was developed to record the physical environment at the time a worker presses a button to express a complaint. Ostracon was used to record the opinions of 90 workers about their thermal environment in six offices during the summer.
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Indraganti Madhavi, 大岡 龍三, リジャル ホム
セッションID: C-5
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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We conducted a fourteen month thermal comfort survey in India and a summer season study in Japan. This data was analyzed to develop an algorithm to predict thermal acceptability (TA). A direct question resulted in higher TA, than otherwise in Japan, perhaps due to deep rooted cultural ethos. This trend is reversed in India. At 24 – 30 °C and at 27 – 28 °C of indoor temperature, 80 % thermal acceptability could be achieved in Japan and India respectively.
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三宅 絵美香, 都築 弘政, 田辺 新一
セッションID: C-6
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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気流が睡眠へ及ぼす影響の検討を目的として、9月と10月に各実測対象者自宅において睡眠時の環境適応手法の把握、及び気流速度を含む温熱環境と心理量・生理量の測定を行った。各実測対象者は就床時に様々な環境適応手法を選択しており、睡眠環境も多様であった。しかし、自ら選択した環境において睡眠が阻害されている可能性が示された。気流の乱れが強い程中途覚醒発生率が増加していることが示され、睡眠の質が低下する要因として気流の乱れの影響が考えられた。
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本多 英里, 伊香賀 俊治, 大平 昇, 海塩 渉
セッションID: C-7
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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気候変動問題に伴い、睡眠の質低下が問題視されている。既往研究によって温熱環境が睡眠に影響することが示唆されている。しかし、居住者の行う温熱環境制御が睡眠に与える影響については検証が不十分である。そこで、本研究では夏季の温熱環境制御が睡眠の主観・客観評価に与える影響を明らかにするため被験者実験を行った。その結果、SET*25.4℃の条件下で寝付きが最も良く、就寝中の平均SET*を27.6℃に保つことで中途覚醒が短くなることが示唆された。
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高山 直人, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 大橋 知佳
セッションID: C-8
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では、住宅内の温熱環境が入浴前から起床時にかけた体温の変化に及ぼす影響を明らかにするため、高齢者を対象に実測調査及びアンケート調査を実施した。その結果、1)入浴時に体温を上げ、一時的に体温の正常値を上回ることができる 2)その後起床時にかけて体温の正常値を下回るが、入浴後から起床時までの居間・寝室における高温環境暴露が起床時の体温の低下を抑え、体温を高く保つことに繋がり、睡眠感の向上の寄与する可能性が示された。
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柳澤 恵, 伊香賀 俊治, 星 旦二, 樋野 公宏, 安藤 真太朗
セッションID: C-9
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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身体活動促進による健康増進が重要視されている。本研究では、住宅の温熱環境及び断熱性能と高齢者の身体活動の関係を検証するため、実測・アンケート調査に基づく多変量解析を行った。その結果、脱衣所の平均・最低室温が高く、居間とその他の部屋の温度差が小さい温熱環境が高齢者の歩数増加に有効であること、住宅の断熱性能を無断熱相当から平成4年基準以上相当に向上させた場合、温熱環境の改善を介し1,000歩余の歩数増加に相当する影響があることが示唆された。
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海塩 渉, 伊香賀 俊治, 大塚 邦明, 安藤 真太朗
セッションID: C-10
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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循環器疾患は就寝前と起床時に多発するが、就寝前は入浴行為に伴う血圧変動が、起床時はモーニングサージがその原因と指摘されている。上記の血圧変動には室内温熱環境が影響を及ぼす可能性があるが、その検証は不十分である。そこで本研究では冬季の7日間、室温と24時間血圧の連続測定を実施した。その結果、7日間のうち居間とトイレ間の温度差が最大の日において、就寝前の血圧変動が増大した。更に寝室の室温最低日において、起床後の血圧が顕著に上昇することが示された。
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安藤 真太朗, 伊香賀 俊治, 星 旦二, 柳澤 恵, 海塩 渉
セッションID: C-11
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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近年、建築環境分野において住環境と健康に関する研究が多数行われているが、サンプリング方法や研究デザインに関してはまだ課題が多い。そこで本研究においては、2013年11月に中山間の一エリアにおいて、住民基本台帳をもとに無作為抽出で選定した428名に対して、室温と健康に関する基礎調査を実施した。対象地区母集団の46.8%にあたる311世帯(358名)から得たデータによって、就寝時間帯の低い室温が、居住者の循環器疾患リスクを有する可能性を示した。
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藤原 紀沙, 小野 裕子, 村田 涼, 湯淺 和博, 安田 幸一
セッションID: C-12
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究は東京における住宅の一室空間モデルの形状と温熱環境の関係を考察するものである。内部空間の仕切りの有無、外形や分節が異なる11種の基本モデルを設定し、それらの形状と室温の変動や空調負荷との対応をシミュレーションにより検討した。仕切りがないものは負荷が大きいなど形状による負荷の差異がみられるが、これらは断熱性能が向上すると相対的に小さくなり空間の広がりと温度むらがより相関するなど一室空間モデルの温熱環境特性を明らかにした。
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米澤 星矢, 前 真之
セッションID: C-13
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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日本での高断熱高気密住宅は、外部条件の厳しい北海道を中心に、設計手法のスタンダードを築いてきた。3.11以降、エネルギーをテーマとした議論は多くなり、住宅に求められる省エネルギー性能は、より一層増すことが予想される。国内でいち早くから住宅の高性能化に試行を重ねてきた北海道・東北地方の住宅を対象とした実測を行い、現状の把握と良好な環境形成に有効な要因を探る。また、対象物件で取り入れられている木質燃料系ストーブの温熱環境についても分析する。
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小林 美子, 加藤 信介, 河原 大輔
セッションID: C-14
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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人体周囲の家具の有無、種類、それに対する姿勢が熱的快適性へ与える影響の把握を目的として、サーマルマネキンを用いた実験を行った。結果として、家具の熱抵抗値は、骨盤部と大腿部あたりで、家具により約0.02〜0.09㎡K/Wであった。また、家具使用時の等価温度は、家具の有無、種類、姿勢によりチャンバー実験で最大1.7℃、実住宅での実験で最大1.3℃変化した。家具を利用し、環境調整を行う可能性も考えられることが示された。
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菊池 陽介, 浅野 涼太, 朴 炳龍, 長井 達夫
セッションID: C-15
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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近年、住宅の省エネ化や長期使用化が進む中、断熱材が適切に施工され、期待した性能が実際に発揮されているかを把握する手法が必要とされている。断熱性能診断法の1つに熱画像法があり、対象部位の熱貫流率を簡易に測定できる方法として整備されつつあるが、確立には至っていない。床面における内側総合熱伝達率は熱流方向によって大きく異なる。床面の総合熱伝達率測定において、潜熱蓄熱材を用いて熱流方向を一致させた冷却式熱伝達率センサーを作製し、測定可能時間や測定精度に関する検討を行ったので、その結果を報告する。
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村上 礼雄, 島貫 友貴, 渡部 貴大, 秋元 孝之
セッションID: C-16
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では、3つの暖房方式(床暖房、天井輻射暖房、エアコン)で暖房された居住モデルにおいて、居住モデルの断熱性能が空気温度分布および人体の顕熱損失量に与える影響を調査するために温熱環境の計測を行った。居住モデルは人工気候室の中に設置されており、熱損失係数は1.87W/m2K、2.63W/m2K、 および3.02W/m2Kに設定可能である。その結果、空気温度分布は暖房方式によって異なることが示された。さらに手および足の顕熱損失量についても暖房方式に依存することが示された。
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渡部 貴大, 村上 礼雄, 島貫 友貴, 秋元 孝之
セッションID: C-17
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では、断熱性能が可変である実験住宅を用いた被験者試験による暖房方式の異なる温冷感および快適感の調査を行い、さらに数値解析により部分断熱改修を想定した温熱環境の比較評価を行った。被験者実験より、窓の断熱改修を行うことで申告値が向上することが示された。被験者実験を行った条件を基に、断熱改修方法が異なる場合のCFD解析を行った。床断熱により、天井輻射暖房における足裏の皮膚温が向上することが示された。
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近本 智行, 荻野 浩之
セッションID: C-18
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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The study focused on thermal environment in existing old staircase type apartment house in winter. In this paper, first of all, problem in the apartment house in winter was clarified by the questionnaire survey of actual conditions to the resident, and after that, the measurements and detailed questionnaire survey were executed.
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荻野 浩之, 近本 智行
セッションID: C-19
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では実居住者による生活行動の確認を行うとともにアンケート結果より行った改修工事の効果の確認を行った。居住者は暖かい部屋を中心に生活しており、居室に関してペアガラス工事を行うことに未改修住戸より暖かい空間を維持できることが分かった。また、寒さの厳しい浴室・脱衣室を暖房することで、冬期におけるヒートショックの危険性緩和につながることが確認できた。
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森本 晋平, 桑沢 保夫, 瀬戸 裕直, 津田 学志
セッションID: C-20
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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ビル空調で導入されている風量可変装置(VAV)を応用した風量制御機器(以後、風量制御用VAV)を市販パッケージエアコン(以後、PAC)に接続し、安価で各室温度制御を実現した住宅用全館空調システムについて、冬季(暖房)及び夏季(冷房)における省エネ性及び温度制御性に関する検証試験を実施したため、その概要について報告する。
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吉村 天, 秋元 孝之, 叶 喜代森, 和田 潤, 宮永 俊之, 上野 剛, 瓦口 泰一, 田澤 慎也
セッションID: C-21
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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The purpose of this research is to evaluate the combined effects of power-saving techniques installed in a poor insulation residence in winter. A thermal manikin was used to conduct all of experiments. The effects of improved indoor thermal environment was observed in the cases of ‘double window with curtain and cork mat' and ‘double glazing with curtain and cork mat'. In addition to that, power savings of air conditioning was realized by increasing clothing value from 0.80 clo to 1.08 clo.
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和田 潤, 井田 浩文, 田澤 慎也, 瓦口 泰一, 叶 喜代森, 上野 剛, 吉村 天, 秋元 孝之
セッションID: C-22
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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断熱等級2・3・4の住宅を用いた実験により,住宅の高断熱化は,開口部からの日射遮蔽がなされていれば,夏期のエアコン冷房においても電力消費を増大させる要因とはならず,特に電力の逼迫する外気温の高い日において効果が大きいことが検証された。また,エアコンの間欠運転 (30・60・90分間の一時停止)は,日積算電力量の削減にはつながらず,すなわち省エネルギーとはならず,再起動後のピーク電力のみが高くなる結果となった。。
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石井 義章, 海野 玄陽, 林 泰弘, 広橋 亘, 加藤 駿, 竹中 大史, 都築 弘政, 原田 尚侑, 山口 莉加, 田辺 新一, 長澤 ...
セッションID: C-23
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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ZEHに関する実践的研究として、省エネルギー性と快適性の両立を意図した実大住宅の設計、建設を行った。本報では、本住宅の建物概要および導入設備概要を示すことを目的としており、今後、省エネルギー性や快適性に関する実測を行う予定である。躯体の高断熱化、高効率な設備機器による設備システムや自然エネルギー利用システムの計画、運用面の取り組みである住宅設備機器との協調制御を考慮したHEMSや、居住者への環境行動の誘発を目的とした環境の可視化装置の開発を行った。
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伊澤 康一
セッションID: C-24
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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外気温湿度変動に伴う人体エクセルギー収支の様相変化は、熱的な適応(生理的・心理的・行動的)のうち生理的適応にある程度寄与しているのではないかと推測している。 本研究では、人体エクセルギー収支の様相変化についての基礎的知見を得るため、断熱・遮熱などのパッシブ型技術が施された木造住宅を例とした数値解析を試みた。 その結果、人体でのエクセルギー入力・消費・蓄積・出力に関して、屋外温湿度の条件に応じてほどよい速さが存在することが示唆された。
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渡部 幸樹, リジャル ホム, 中谷 岳史, 宿谷 昌則
セッションID: C-25
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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環境調整行動の中で、容易かつ意図的に温熱感覚を調整できる行為の一つに着衣量の調節があり、服装の制約がない住宅において非常に大きな役割を担っている。本研究では、岐阜の住宅を対象に、一年間住宅の温熱環境の実測と居住者の熱的主観申告調査を行い、居住者の着衣量の実態について明らかにする。本論では、外気温による着衣量の予測回帰式を提案した。着衣量と外気温は負の相関関係があり、男女ともに外気温に応じて着衣量を調整している結果などが得られた。
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岸 紗也子, 齋藤 輝幸, 河原 ゆう子
セッションID: C-26
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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床暖房とエアコン暖房の熱的快適域の比較を目的とし、住宅で被験者実験を行った。その結果、全身温冷感が中立となる室内気温は床暖房で22.7℃、エアコン暖房で24.8℃となり、床暖房がエアコン暖房より約2℃低い室内気温で温冷感の中立が得られた。また、床暖房では室内気温22℃、エアコン暖房では室内気温24℃で熱的快適感が得られ、床暖房で床面温度が室内気温より高くなると、エアコン暖房時より低い室内気温で熱的快適域となった。
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都築 弘政, 齊藤 真理子, 田辺 新一
セッションID: C-27
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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夏季住宅において空調制御法別に各室内環境が冷え症者と非冷え症者に与える影響の違いについて、心理量・生理量を定量的に把握することを目的として被験者実験を行った。実験結果より、同等の温熱環境下でも冷え症者と非冷え症者で、皮膚温や申告に大きな違いがでたことから、住宅における空調計画では、体質の違いを考慮した空調設計が必要であることが示された。等温気流を上手く活用することで両者にとって快適な温熱環境を実現できる可能性がある。
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中村 俊太, 尾関 義一, 尾方 壮行, 田辺 新一
セッションID: C-28
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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筆者らはこれまでに日射環境下の熱的快適性を評価するために、人体体温調節モデルに基づき温冷感を推定する試みを実施してきた。既報では不均一環境下の快適性を評価するZhangモデルを基に、人体熱モデルを用いた非定常・定常状態における局所温冷感予測方法を提案した。本報では、予測精度の向上を目的として、定常環境下に対する局所温冷感の予測式の係数を算出するために用いたNilssonらの被験者実験における実験条件の、不明確な要素の推定方法を見直した。
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尾関 義一, 中村 俊太, 尾方 壮行, 田辺 新一
セッションID: C-29
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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The modification of a new prediction model is tested for the accurate prediction of local thermal sensation with thermo-regulation model. The more accurate prediction results of local thermal sensation can be obtained by the combination of two methods on the whole.
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森上 伸也, 大場 正昭
セッションID: C-30
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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発汗を伴う通風環境における被験者実験から2 node モデルの適用性を検証した。 2 node モデルの蒸発モデルは、風速による潜熱伝達率の影響を考慮していないので、通風環境へ拡張するために拡張型蒸発モデルを提案した。拡張型蒸発モデルを2 node モデルに組込んだ結果、静穏環境から通風環境へステップ変化した直後における平均皮膚温の予測精度がやや向上した。
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佐古井 智紀, 持田 徹, 都築 和代, 大岡 龍三
セッションID: C-31
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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標準有効温度SET*の標準着衣量に関する疑問解決のため, 24℃より低温の20℃・静穏環境下で中立温感をもたらす着衣量を仮の修正標準着衣量とした. また, 活動に応じた発汗特性を組み入れた修正TNMを示した. 修正標準着衣量と修正TNMに基づく修正SET*を提案した.修正SET*では、活動量が変化する場合でも同一温度に対して同一の人の状態が対応した.
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櫻井 柚夏, 廣瀬 文郁, 松前 和則, 村上 礼雄, 田辺 新一
セッションID: C-32
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では、冬季暖房時の室内温熱環境が皮膚水分量と熱的快適性に及ぼす影響を把握することを目的として被験者実験を行った。実験では、人工気候室内の床暖房室とエアコン暖房室において、空気温度と相対湿度を各3条件設定し、皮膚水分量、皮脂量、皮膚温の測定および心理量の申告を行った。実験の結果、皮膚水分量は相対湿度、絶対湿度および空気温度が高くなるほど増加するが、エアコン暖房では熱的中立を超えた範囲で皮膚水分量が減少に転じることが分かった。
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劉 城準, 伊藤 一秀
セッションID: C-33
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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The overarching objective of this study was to develop comprehensive computer simulated person (CSP) for indoor environmental analysis and in this paper, we introduced outline of our research scheme regarding CSP that integrates thermo-regulation and respiratory tract models.
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久保田 裕二, 足永 靖信
セッションID: C-34
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では、風呂を負荷に利用し、各温度域における血流量等を超音波血流計によって計測を行った。その結果、熱負荷に抗するための恒常性を維持する仕組みの一部と思われるデータを所得したので報告する。
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川辺 真斗, 小峯 裕己, 若林 斉, 竹内 仁
セッションID: C-35
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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被験者実験に基づき、ペパーミントの香りを漂わせた部屋では、涼しく感じるだけでなく、手背部皮膚温や平均皮膚温の低下等の生理的変化があることを明らかにした。そのことで、冷房設備機器使用時における省エネルギーの方策の一つとして、涼感が得られる香りを冷房空間に漂わせる事で消費エネルギー低減につながることが示唆された。
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内海 慧, 對馬 聖菜, 加藤 駿, 原田 尚侑, 田辺 新一
セッションID: C-36
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では震災前後の執務空間における執務者の周辺環境に対する心理量申告の変化の把握を目的として、夏季に行われた58事例の調査を対象に、震災を契機とした時期区分を設け分析を行った。分析結果より、震災前は寒い環境に対する許容域が狭く、震災以後に比べて寒い側の不満足者が多く見られた。加えて、震災後は暑い環境に対する申告が震災以前に比べて寛容になった可能性が示された。また、執務空間全体の平均温度によっても申告傾向が異なることが示された。
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市川 勇太, 斉藤 詩織, 鵜飼 真成, 山田 正也, 野部 達夫
セッションID: C-37
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では,「暑すぎる」・「寒すぎる」を分けて申告を行う非受容申告装置2ch型オストラコンを用いて,中間期における空調機器の運転切り替え時の非受容申告の調査を行った。また,執務者の在席を判断するため在席検知装置を同時に使用した。調査結果より非受容申告の発生因子を推察し,運転切り替えに伴う申告の特性について考察を行う。
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斉藤 詩織, 野部 達夫, 鵜飼 真成, 市川 勇太
セッションID: C-38
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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実際のオフィスでは、各々の執務者の温冷感や受容度は様々である。そこで、個人が瞬間的に抱く温熱感や受容度を的確に記録することができる「オストラコン」を用いて実測を行った。その結果、不快と感じる瞬間には周辺の温熱環境に関わらない、他の様々な要因が絡み合っていることが推測された。本報では「オストラコン」を用いて実測を行い、執務者の属性が温熱環境受容に及ぼす影響を調査した。
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麹家 祐平, 齋藤 輝幸
セッションID: C-39
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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個別分散空調システムにおいて、簡便に外気負荷を低減して省エネルギー性を向上させるために全熱交換器が導入される場合が多い。しかしながら外気導入が室内環境にどのような影響を及ぼすか、十分な検討がなされているとは言えない。そこで、吹出し口へ風除け板を設置し、室内温度分布や、ドラフトによる不満を引き起こす吹出し気流の影響を、実験室において検証した。また中間期条件において、熱交換換気と普通換気における室内環境への影響を検証した。
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齋藤 希, 酒井 孝司, 小野 浩己
セッションID: C-40
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究の目的は,不均一放射環境における温熱環境の把握,及びCFD解析の妥当性の評価である。前報では,被験者実験と,数値人体モデルと連成したCFD解析結果の比較を行い,CFDが概ね実験を再現することを確認した。本報では,CFD解析の妥当性検証用として,内付ブラインド設置時における温熱環境の実測を行った結果について報告する。
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松島 孝幸, 牛尾 智秋
セッションID: C-41
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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第1報にて報告した南面におけるアクティブスキン実測では、2重ガラス内の空気層が日射の影響を大きく受け、アクティブスキンの効果が殆ど得られないことの知見を得た。そのため、本報ではアクティブスキンに対する日射の影響を把握するため、年間を通じて、直達日射の影響が殆ど生じない、北面にて夏期及び冬期において実測を行った。
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鈴木 幸人, 三浦 克弘, 大和田 淳, 武政 祐一
セッションID: C-42
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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ダブルスキンファサードは、良好な視界や採光の確保等と温熱環境等の性能を両立させることを目的に、近年多くの採用例がある。本研究では東京都内に建設されたダブルスキンファサードを採用したオフィスビルにて、夏期・冬期・中間期の短期計測を実施した。これにより窓廻りの温熱環境や自然換気の性能とその効果について実測による評価を行った。
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丸山 茜, 齋藤 輝幸
セッションID: C-43
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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冬期、全空気式誘引放射空調の設置された病室で生理的及び心理的応答を調査した。患者役の4名は、前半60分間は昼間を想定してベッド上で腰まで布団をかけて着座姿勢、後半30分間は夜間を想定して足先から肩まで布団をかけ横たわった状態をとった。付添役の2名は、前半・後半を通して椅座安静状態をとった。結果、病室に患者や付添人が滞在した場合、昼間では22〜25℃、夜間では20℃に設定すると快適に感じる可能性があることが分かった。
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木幡 悠士, 福光 超, 柳 正秀, 羽山 広文
セッションID: C-44
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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筆者らは、一般的なオフィス空調に適用可能な放射効果併用型空調として、膜放射ユニットを用いた空調方式を考案した。実大規模実験による、膜放射ユニットの単体性能検証結果と膜放射ユニットを用いた空調方式の快適性能検証結果について報告する。結果、快適性能評価指標が企画・設計段階にて目標とした基準値を満たしていることを確認した。
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宮崎 亜由美, 髙山 眞, 中嶋 俊介, 岡 克己, 近本 智行, 福嶋 康旗
セッションID: C-45
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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改修後1年目の検証より継続して検討の必要となった(1)熱源・空調運用(4)在室者検知・温冷感申告制御について、竣工後1年目以降2年目にかけて実施した今年度の改善点・追加の検証項目について述べ、エネルギー消費量の削減量結果を報告する。また、温冷感申告を推進してデータを増やし分析を行い、H事業所の入居者に見られた属性別の温冷感の傾向について報告する。
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福嶋 康旗, 近本 智行, 岡 克己, 中嶋 俊介, 髙山 眞, 宮崎 亜由美
セッションID: C-46
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では定量的な効果の算出を目的とし、人体熱モデルを用いたシミュレーションによるクーリングルームの効果検証および最適な環境設定値の検討を行う。着衣による発汗への影響や、気流による着衣の熱抵抗の減少を新しく境界条件として与え、被験者実験との平均皮膚温度での比較を行うことでモデルのチューニングおよび精度検証を行う。
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花川 拓, 桃井 良尚, 相良 和伸, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 古賀 修, 一谷 匡陛, 高山 眞, 笠原 万起子
セッションID: C-47
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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The purpose of this study is to make a balance between comfort and energy saving by using ceiling fans.This paper shows discussion of the relationship between inverse rotation of ceiling fan and subjective evaluations , and discussion of the effect of airflow from ceiling fans on vertical temperature distribution.
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香月 壮亮, 吉田 伸治
セッションID: C-48
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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Cool roofs reduce energy use in buildings, lower heat pollutant in urban areas, and decrease greenhouse gas emissions from urban areas. In this study, the field measurement was set some simplified ponds on the roof of the dormitory of Fukui National college of Technology. The field measurement results show the mitigation effects of some simplified ponds for indoor thermal comfort.
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阿部 加奈子, 倉渕 隆, 飯野 由香利
セッションID: C-49
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では、教室の方位や階数の違いによる冷房時の室内温熱環境や児童の温冷感の実態を調査し、冷房時の設定温度の指針を示す基礎資料の収集を目的とした。その結果、階数や方位によって室内環境は異なっており、一定の温度で全ての教室を制御することは適切ではないかもしれないという結果となった。また、教室及び生徒の熱の順応性等の条件も考慮する必要があると考えられる。
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雨宮 多佳子, 伊香賀 俊治
セッションID: C-50
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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近年、学校施設の老朽化、夏期における気温の上昇等により、冷房設備の導入が進んでいる。学校施設の温熱環境は、学習効率や空間の満足度に影響を与えると既往研究により明らかにされているが、夏期と冬期、複数の空間、学校間で、温熱環境を把握し、児童生徒に与える影響を検証した事例は少ない。そこで、本研究では、学校施設の温熱環境が児童生徒の学習効率、満足度に与える影響の検証を目的に、神奈川県の公立小中学校16校を対象に、実測調査とアンケート調査を実施した。
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