主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
本研究では建築的手法や生活スタイルを考慮したエネルギー消費量削減案の提示を目的とし、温熱環境シミュレーションソフトAE-Sim/Heatを用いて、6モデルにおける温熱環境およびエネルギー消費量の把握を行った。2011年に竣工した集合住宅のモデルでは、開口部等を高断熱化した場合7.3%、高効率家電を導入した場合24.5%、両方を行った場合25.9%消費電力量が削減された。また、省エネ行動として冷暖房時に遮熱カーテンを使用した場合、8.1%の消費電力量の削減が確認できた。