空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
Print ISSN : 1880-3806
ISSN-L : 1880-3806
平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編
セッションID: A-58
会議情報

生活スタイルの変化による住宅におけるエネルギー削減効果の研究
*千葉 麻貴吉田 和輝秋元 孝之近藤 武士安達 聡子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では建築的手法や生活スタイルを考慮したエネルギー消費量削減案の提示を目的とし、温熱環境シミュレーションソフトAE-Sim/Heatを用いて、6モデルにおける温熱環境およびエネルギー消費量の把握を行った。2011年に竣工した集合住宅のモデルでは、開口部等を高断熱化した場合7.3%、高効率家電を導入した場合24.5%、両方を行った場合25.9%消費電力量が削減された。また、省エネ行動として冷暖房時に遮熱カーテンを使用した場合、8.1%の消費電力量の削減が確認できた。

著者関連情報
© 2015 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top