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岩井 一博, 浅野 良晴
セッションID: A-50
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では機器・分析装置を使用し、調湿建材の吸放湿特性を明らかにすることを目的とする。その手順として、初めに走査型電子顕微鏡、電子線マイクロアナライザ、熱分析装置を使用し、調湿建材の吸放湿状況を視覚化する。次に、住宅内で2年間ばくろした調湿建材についても同様の分析を行い、未使用の建材との性能に関する経年変化を明らかにする。 以上の結果を踏まえ、より有効な調湿システムを考案することを研究の最終目標としている。
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内山 聖士, 土屋 茂樹, 庫元 瑠美, 佐古 かおり, 植村 聡
セッションID: A-51
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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細霧冷房に使用するナイロンチューブの耐候性について調べた。紫外線照射、温度65℃、湿度50%、散水ありの条件で10年間相当の暴露試験を行い、素材の引張強度と化学構造の変化を調べた。その結果から、今回実験に用いたナイロンチューブは、10年間の屋外使用が可能であることが確かめられた。
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庫元 瑠美, 戸田 浩之, 佐古 かおり, 西出 久美
セッションID: A-52
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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ソルベントクラックは、エンジニアプラスチックといわれる硬い樹脂に有機溶媒が作用することでクラックが生じる現象である。あるホテルで、室内ユニットのドレンアップホースに破損が生じた。この破損は、ソルベントクラックが生じた為と推察された。樹脂に含まれる可塑剤の移行性について分析する公定法はない。そこで、シリコンウエハに樹脂を圧着し、シリコンウエハに移行した成分をFT-IRで検出する方法を試みた。
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伊藤 暢規, 日野原 昌信
セッションID: A-53
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本論文は、結晶型人工降雪装置の開発を行い、その装置概要について述べる。結晶型の雪は、氷点下で過冷却した微水滴や過飽和蒸気が飛散した空気が捕集膜を通過することで生成する。その膜から雪を搔き取ることで降雪を再現する。装置の積雪性能は、平均かさ密度が59.1kg/m3、降雪量は1.4kg/m2・hとなった。開発した装置は、新雪に対する車両耐久等の試験のために要求される性能を満たしている。
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中山 浩, 宮岡 洋一, 加藤 直樹, 久野 覚, 高橋 大剛, 吉田 友紀子, 中川 貴博, 野口 瑤子
セッションID: A-54
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では,蛍光灯からLED照明に変更が予定されている事務フロアにおいて,照明変更前後のエネルギーを計測し,照明が空調に与える影響を明らかにするとともに,照明と空調を併せた建物全体の省エネ効果や作業環境への影響を明確にすることを目的とする.本報では,まず蛍光灯照明が導入されている建物のエネルギー消費実態・照度環境を調査するとともに,LED照明が導入された場合の空調負荷,空調エネルギーに与える影響を予測した結果について報告する.
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長澤 浩司, 塩地 純夫, 鈴木 智博, 住吉 大輔
セッションID: A-55
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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ビル用マルチで一般的な現地計測方法であるコンプレッサーカーブ法を用いてモジュールチラーの熱量計測を行い,その計測精度について従来手法である水側での計測結果との比較により明らかにした。
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吉田 毅, 太宰 龍太, 田村 富士雄
セッションID: A-56
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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建物の省エネルギー性を簡易に評価する手法の一つにエネルギーのベンチマークがある.ベンチマークは評価対象建物と複数の同等建物の平均値など(ベースライン)とを比較して,評価対象建物のエネルギー使用量の大きさを評価するものである.本報では,「非住宅建築物のエネルギー消費量に係わるデータベース」(DECC)を利用しベースラインを推定する際に実施したDECCデータの整形とエネルギー使用量から熱源システム構成を推定する手法について報告する.
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越野 省吾, 浅野 良晴, 高村 秀紀, 岩井 一博
セッションID: A-57
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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全国の民生業務部門建築物エネルギー・水消費量などに関するデータベースの構築を目的とし、日本サステナブル建築協会に設置された「非住宅建築物環境関連データベース検討委員会」の傘下で各種建築物のエネルギー消費量の調査及び省エネ節電対策実態調査を行った。 本研究では、それらにより得られた平成26年度の北信越地域(長野県、石川県、新潟県、福井県、富山県)の結果とその解析結果を報告する。
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千葉 麻貴, 吉田 和輝, 秋元 孝之, 近藤 武士, 安達 聡子
セッションID: A-58
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では建築的手法や生活スタイルを考慮したエネルギー消費量削減案の提示を目的とし、温熱環境シミュレーションソフトAE-Sim/Heatを用いて、6モデルにおける温熱環境およびエネルギー消費量の把握を行った。2011年に竣工した集合住宅のモデルでは、開口部等を高断熱化した場合7.3%、高効率家電を導入した場合24.5%、両方を行った場合25.9%消費電力量が削減された。また、省エネ行動として冷暖房時に遮熱カーテンを使用した場合、8.1%の消費電力量の削減が確認できた。
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近江 聡子, 伊香賀 俊治
セッションID: A-59
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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児童の身体活動量の増加に向けて、個人の生活習慣改善だけでなく、社会的なアプローチが必要とされている。そのため、本研究では児童の身体活動に影響を与える地域環境要因を明らかにし、児童の健康向上に向けたまちづくりに貢献することを目的としている。アンケート調査及び活動量の実測調査より、マルチレベル分析を実施し、児童の歩数に外遊びの頻度といった生活習慣に加え、自然環境といった地域環境が影響を与えることを示唆した。
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生方 萌佳, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 近江 聡子
セッションID: A-60
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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急速な高齢化に伴い、高齢者の健康維持やロコモの予防が重要視されている。運動器の健康を保つため、身体活動の増加は有効である。本研究では地域環境が、高齢者の外出行動及び身体活動量に与える影響について明らかにすることを目的とし、高齢者を対象にアンケート調査を行った。買い物頻度と歩行活動量に相関が見られ、運動施設、公園が徒歩圏内にある人ほど歩行活動量が多い傾向が見られた。地区毎に身体活動量へ及ぼす影響要因が異なるため、地区の特性に合わせた環境整備が必要であると示唆された。
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鈴木 健太郎, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊
セッションID: A-61
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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2003年、2008年、2013年の「住宅・土地統計調査」及び「介護保険事業状況報告」の統計情報を用いて、住宅・地域環境が各自治体の要支援・要介護者割合に与える影響を全国市区町村別に検証した。その際、探索的因子分析及び検証的因子分析を行い、潜在変数を抽出した上で、構造方程式モデリングに基づいた因果関係の推論を行った。その結果、老朽化した住宅や空き家の割合が少なく、新築住宅割合が多い自治体ほど、要支援・要介護者割合は少なくなることが明らかとなった。
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奥山 博康, 吉浦 温雅, 菅野 康介
セッションID: A-62
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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実態の住宅の熱損失係数,有効熱容量,日射取得係数,また換気量と有効混合容積の測定には最小二乗法に基づく動的測定法が適している.これらの係数のシステム同定のために励振として電熱と炭酸ガスを正弦波で生成する装置を試作した.また数日間の測定値には数時間の長い移動平均を施すと良い結果が得られる.この最適の移動平均期間はシステム同定の前提の不適合率βで決定できる.これらの可能性を小規模ハウスの実験で確かめた.
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山本 正顕, 芹川 真緒, 佐藤 誠, 清家 剛, 秋元 孝之, 池本 和大
セッションID: A-63
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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国土交通省が実施する住宅・建築物省CO2先導事業先導事業で採択された既存集合住宅の外断熱改修プロジェクトにおける改修前後の居住者アンケートの分析結果と室内環境の改善効果を実測より検証した内容を報告する。
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橋本 整, 山羽 基
セッションID: A-64
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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家庭でのエネルギー消費の削減は急務である。住宅のエネルギー消費は住宅毎に大きく異なるので、消費パターンを見つけることが必要となる。本研究では、102軒の1年間の実測データからパターン認識手法であるk平均法によりクラスタ分類を行い、その組み合わせにより消費パターンのタイプを定めた。タイプと家族構成、主な分岐回路との関係を考察した。
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原 康輔, 西名 大作, 村川 三郎, 金田一 清香
セッションID: A-65
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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住宅内の給湯使用行動を明らかにするために、給湯用日電力消費量の周期的変動を調べた。外気温の影響は、近似式から求めた予測値に対する実測値の割合を基準化消費量として用いることで除外した。年、季節、曜日の周期特性を要因とし、分散分析を用いて、60世帯をいくつかのグループに分類した。28日まで1日おきに求めた自己相関係数より、長期的な周期性と短期的な周期性を示した。
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張本 和芳, 市原 真希, 小川 聡, 斎藤 祐二, 伊香賀 俊治, 森川 泰成
セッションID: A-66
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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VRを利用したワークプレイスの計画手法として、空間の印象や作業のしやすさなどの評価軸を元に、ワークスタイルを考慮して計画を検討、選定する手法を示した。 またワークプレイス計画における空間提示法の比較評価に関する被験者実験を実施した。VRによる評価は「オフィス空間の印象」において高い再現性を示した。「オフィスの作業のしやすさ」においては、個人作業に対する空間提示方法に改善の余地があることが示唆された。
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野﨑 尚子, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 黒木 友裕, 藤原 邦彦
セッションID: A-67
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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オフィスビルの屋内外に設けられた分散型WSにおいて被験者実験を実施した。屋外WSは光・温熱環境共に変動範囲が広いが、季節や時間帯により作業上ストレスとならない温熱環境を形成することから、作業に合わせて多様な空間・環境を選択するワークスタイルでは屋外WSも有効であることが示唆された。また、好みの場所には個人差があるが、屋外WSに利用価値があることが確認でき、環境満足度の向上を図ることで知的生産性の向上を期待できることが示唆された。
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黒木 友裕, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 野崎 尚子, 藤原 邦彦
セッションID: A-68
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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通常のオフィス空間を模したワークスペース(WS)と屋外に設置したWSにて、環境と主観評価、知的生産性の関係を明らかにするための被験者実験を行った。本報では被験者に課したタスク(収束的思考・拡散的思考)の成績を分析し、環境や主観評価との関係も含めて知的生産性について考察する。
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小川 聡, 伊香賀 俊治, 市原 真希, 張本 和芳
セッションID: A-69
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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近年、歩行が脳の活性化をもたらすという報告がされている。これには室内環境の影響を受ける交感神経の活性度が関係するとされ、適切な室内環境を歩く事が、執務者の知的生産性向上に対し有効である可能性がある。従って、本研究では被験者実験により歩行時の交感神経に影響を及ぼし、歩行後の知的生産性を高める室内環境を検証した。分析の結果、歩行空間の温熱環境が作業効率に影響を及ぼし、夕刻よりも午前の方が影響が大きい可能性が示唆された。
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土屋 遼太, 伊香賀 俊治, 三浦 眞由美, 原山 和也, 水谷 佳奈, 小川 聡
セッションID: A-70
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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執務者の知的生産性向上は大きな経済効果をもたらし、執務空間の温熱環境が知的生産性に及ぼす影響は大きい。一時的な冷涼環境を形成する空調制御は、代謝量変化時の温熱快適性に対する有効性が示唆されている。一方で、冷涼環境曝露により眠気が増大し、知的生産性が低下する可能性がある。本研究では被験者実験により、執務者の代謝量変化に合わせた空調制御は、温熱不満解消と眠気増大の抑制をもたらし、知的生産性を向上させる可能性が示された。
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天野 健太郎, 加藤 信介, 足利 誠, 高橋 幹雄, 沼中 秀一, 谷 英明, 高橋 祐樹
セッションID: A-71
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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分散していた研究開発拠点を1ヶ所にまとめることでコミュニケーションの機会を高め、知的生産性の向上を目指した。その際、富士山のビューを生かし、自然エネルギーを有効活用することで、知的生産性と省エネの両立を設計上の狙いとした。本研究の目的は、建築や設備の設計内容が実際にどのように狙いに貢献したのかを検証することである。本報では、施設移転後の執務環境と自然換気や空調・照明設備の利用状況に関する実態調査結果について報告する。
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西田 恵, 加藤 信介, 足利 誠, 高橋 幹雄, 沼中 秀一, 天野 健太郎, 谷 英明, 高橋 祐樹
セッションID: A-72
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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自然採光や自然換気を積極的に取り込んだオフィスにおいて執務者の環境満足度や知的生産性について報告実測調査を実施した。本報では、自然採光や自然換気の執務環境条件の違いが執務者の自律神経活動の差異に及ぼす影響について報告する。
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谷 英明, 加藤 信介, 足利 誠, 高橋 幹雄, 沼中 秀一, 天野 健太郎, 菊池 卓郎, 高橋 祐樹, 杉崎 奈緒子
セッションID: A-73
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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分散していた研究開発拠点を1ヶ所にまとめることで、コミュニケーションの機会を高め、知的生産性の向上を目指した。そこで、研究施設のコミュニケーション・知的生産性向上に繋がる設計データを得ることを研究目的として、実際の執務環境における執務者の行動を調査した。既報では、拠点移転前後の執務者コミュニケーションに関する比較・分析結果を報告した。本報では、移転後以降に継続して実施したコミュニケーション調査結果、および部署間のコミュニケーションに着目して実施した調査結果について報告する。
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沼中 秀一, 加藤 信介, 足利 誠, 高橋 幹雄, 天野 健太郎, 谷 英明, 高橋 祐樹
セッションID: A-74
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究における調査対象建物は、富士市と富士宮市に分散していた研究開発拠点を、新築したテクニカルセンター1ヶ所にまとめる(移転する)ことで、研究開発をおこなう執務者同士のコミュニケーションの機会を高め、知的生産性の向上を目指したものである。移転後2年目までのSAPとPOEによる調査結果を報告する。
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高橋 祐樹, 加藤 信介, 足利 誠, 高橋 幹雄, 沼中 秀一, 天野 健太郎, 谷 英明
セッションID: A-75
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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分散していた研究開発拠点を1ヶ所にまとめることでコミュニケーションの機会を高め、知的生産性の向上を目指した。その際、富士山のビューを生かし、自然エネルギーを有効活用することで、知的生産性と省エネの両立を設計上の狙いとした。本報では、執務者のコミュニケーションと執務環境評価の関係性について分析した結果を報告する。結果として、コミュニケーション量と執務環境評価値に関連がある可能性が見いだせた。
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林 立也
セッションID: H-1
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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関東4都県に建つ定員100人以上の介護老人保健施設を対象として、室内環境に関するアンケート評価を行った。回答結果より、施設内での風邪やインフルエンザの感染対策や熱中症対策に施設側が配慮している状況が伺えた一方で、室温の管理やその記録は手動で介護系職員が行っている状況が確認され、空調管理の効率化による入所者と施設側の改善の方向性が示された。
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世良 瞳子, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 樋野 公宏, 小熊 祐子, 近江 聡子
セッションID: H-2
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本論では主観評価および統計データによる客観評価により、コミュニティと歩行活動量の関係の検証を行った。これにより、歩行活動量の増加に向けて、コミュニティの定量的な対策の提案に繋げることを目的としている。
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金 勲, 林 基哉, 大澤 元毅, 開原 典子, 阪東 美智子
セッションID: H-3
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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The five care welfare facilities for the elderly were surveyed on temperature, humidity and CO2 concentration. As a result, temperature and CO2 concentration had been generally well managed. Meanwhile, CO2 concentrations showed that there was a significant difference in the amount of ventilation depending on facilities. Despite efforts of facilities for humidification, they could not meet 40%RH of relative humidity in winter.
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林 基哉, 金 勲, 大澤 元毅, 開原 典子, 阪東 美智子
セッションID: H-4
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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The ventilation characteristics were investigated using the measured indoor temperatures, humidity and concentrations of carbon dioxide in facilities for elderly in winter. In this study, the ventilation characteristics were analyzed in order to make the humidity enough high for the elderly. This study showed that both of the control of ventilation rate and humidifier are required in these facilities.
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大澤 元毅, 林 基哉, 金 勲, 開原 典子, 阪東 美智子, 小林 健一
セッションID: H-5
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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施設に住む高齢者のための出張理美容は、店舗営業に比べて実施形態や施術環境が多様なため、その知見整備が遅れている。本研究は、出張理美容が導入された施設での調査により現状と課題を明らかにし、建築・設備計画およびその衛生的・効率的運用の改善に資する情報の整備を図る。調査対象施設における理容・美容機能に焦点をあて、概要と施術の建築環境・仕様に関する資料を取りまとめ、平面計画・寸法・仕上げ等について考察を加え報告する。
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開原 典子, 林 基哉, 大澤 元毅, 金 勲, 阪東 美智子, 小林 健一
セッションID: H-6
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では、老人福祉施設を対象に出張理容・出張美容の実態を明らかにし、より適切に実施していくために必要な留意事項を施術場所と施術内容の関係から整理することを目的としている。本報では、首都圏の6施設86名を対象に、理美容の施術空間の現状把握及び知見整備を目的とした空気温湿度と生理量(体温, 血圧, 脈拍, 唾液アミラーゼ, 酸素飽和度)調査を行ったのでその結果を報告する。
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川島 実, 中村 卓司, 大塚 俊裕
セッションID: H-7
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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第13報までに、環境配慮型建築の運用実績として都内事務所ビルの6年間に亘る運用結果を報告してきた。本報ではその後の運用実績を追加し、11年間に亘る分析結果を報告する。
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牛尾 智秋, 山口 弘雅, 岩井 良真, 豊村 幸毅, 守 雅俊, 林 英人
セッションID: H-8
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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環境共生モデルビル(Kビル)の完成以降10年間のエネルギーと水の消費実態を示した。2013年全館での一次エネルギー量は1,072MJ/m2/年。執務階は自然換気利用拡大、タスクアンビエント空調風量低減、室温・照度緩和などを行い、2014年で年冷熱28kWh/m2、年温熱9kWh/m2、最大冷熱43W/m2、最大温熱29W/m2であった。全館での飲用水が35~47L/日/人、雑用水31~35L/日/人(38%再生水)であった。
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荒川 祥子, 吉澤 昭彦, 久保井 大輔, 福田 秀朗, 工藤 良一, 松本 義明, 開口 善典, 河合 庸一
セッションID: H-9
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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東京電力技術開発センターは,1994年の竣工以来,段階的に増改築,用途変更を行いながら20年が経過した。建物の使用形態に伴いエネルギー消費構造が変化する中で,竣工当初から設備管理のみならず,建物運用も含めた幅広いコミッショニング活動を継続的に実施してきており,これまで詳細な計測データを基にその運用調整効果などを明らかにしてきた。本報ではこの20年間のエネルギー消費量と保全状況の実績について報告する。
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嶋田 泰平, 柳井 崇, 三浦 宏久, 清水 環, 池田 昌弘, 田中 毅, 相澤 直樹
セッションID: H-10
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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臨海都⼼部に建つオフィスビルにおいて、エネルギー計測ポイントの細分化と柔軟な計測パラメーターの選択が可能なエネル ギー管理システム(EMS)を採⽤した。今後のオフィスビル設備計画に向けてのデータの蓄積とシステム検証を目途とし、本報では8年度目の実績を紹介し、主にテナント専用部での電力消費実態について報告する。
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清水 環, 嶋田 泰平, 柳井 崇, 三浦 宏久, 池田 昌弘, 相澤 直樹, 田中 毅
セッションID: H-11
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本報では建物利用者として取り組んだ省エネルギー施策及びそれらの施策を通じて得られたエネルギー削減効果について報告する。
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清水 章太郎, 友納 慶, 福島 逸成, 城谷 和幸, 村田 久雄
セッションID: H-12
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究は、コールセンターのエネルギー特性を把握し、導入した省エネルギーシステムの効果検証や運用エネルギーの削減に有用な情報を得ることなどを目的としている。本報では空調設備の概要と冬期室内環境測定結果について報告する。冬期の室内環境測定では、室内二酸化炭素濃度がほぼ一様であったことを確認した。また、エアフローウィンドウによりペリメーターの温水負荷が約50%低減された。PMVの測定結果からは快適な執務環境が実現できていることが分かった。
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徳田 恵理子, 一ノ瀬 雅之, 福留 伸高
セッションID: H-13
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では,ベトナム,ハノイにおける3つにおける室内環境と消費エネルギー実態を把握することを目的とした.対象オフィスのインテリア,ペリメータゾーンにおける温熱環境,光環境,空気質と電力消費量について長期実測を行い,またアンケートによる執務者の温熱,明暗感覚についても調査を行った.その結果,空調下でも温熱環境が安定していないこと,照度は低めであるが半数以上の執務者にとっては十分な光環境であること,消費エネルギーは日本と同等もしくは低めであること等が明らかになった.
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伊藤 秀臣, 村澤 達, 島津 路郎, 村上 浩, 弘本 真一, 山本 健
セッションID: H-14
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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中央方式の中小規模ビルへの適応性について実証を行っている。具体的には空調負荷の発生状況に応じて熱源および二次側空調システムの連携を図りながら空調システム総体の効率向上を狙っており,本稿では、本建物の竣工以後19ヶ月の運用を経て、1次エネルギー消費原単位が設計目標値である1,250[MJ/m2]に対して1,055[MJ/m2]となり、当初目標を達成でき、さらなる省エネルギー改善のためのいくつかの知見が得られた内容を報告する。
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尾見 百合夏, 亀谷 茂樹, 渡邉 直哉
セッションID: H-15
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では「非住宅建築物の環境関連データベース」を用い、その解析結果から、電気駆動およびガス駆動空調機について、建物用途毎の一次エネルギー消費量や電力消費量原単位を求め、それぞれのエネルギー消費特性を明らかにした。 なお、本報では、ストック割合が最大である事務所用途について報告する。
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百瀬 隆, 川瀬 貴晴, 鄭 新源, 荒井 義人, 小坂 千里, 豊原 範之, 丹羽 勝巳, 小林 弘造, 大串 辰雄, 梅田 泰正
セッションID: H-16
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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環境モデルビルについて,事業者・建設側・建物管理者による性能検証委員会を開催し,省エネ実現の為の改善策を,エネルギーインターフェース機能を用いて示す事により,四位一体となったCO2削減運用改善を促進した.計画時はCO2削減量としてベンチマークより,オフィスで45%,建物全体として42%の削減を目標としていたが,インターフェース機能の付加や建物管理者を含めた四位一体の総合的な省CO2取組活動において,目標を概ね達成した.
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梅田 泰正, 小坂 千里, 百瀬 隆, 馬場 大輔, 堀本 恵
セッションID: H-17
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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省CO 2ビルの実現に向けて,設計施工段階に行った,ハード面における高効率化技術の導入プロセスについて報告する.高効率蓄熱空調システムの構築のため,蓄熱槽の模型実験やシミュレーションを行い,設計および施工指針を得た.また,流動抵抗を考慮し,蓄熱槽とインバーターターボ冷凍機の組み合わせを1対1とした.熱源システムの安定化技術として,脱酸素装置を設置し、長寿命化を図った.以上の取り組み等によって,約1359 MJ/m2・年の達成に寄与したと考えられる.
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吉田 光宏, 川瀬 貴晴, 鄭 新源, 百瀬 隆, 小坂 千里, 重盛 洸, 梅田 泰正
セッションID: H-18
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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CO2削減推進をテーマとする環境モデルビルにおいて総合的なエネルギー削減を実現するに当たり,ビル管理者が設備運用の指標となるBEMS,各オフィステナントが自エリアの快適性と省エネを両立させるテナントサービスシステムの構築を行った.エネルギーの消費実態を一目で把握ができるBEMSにより,削減対象の選定・対策案を実施した.またテナントサービスでは、テナント執務者に対して,親しみやすい画面で省エネルギー制御の活用による効果を提示することで,啓蒙活動を行った.
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田仲 浩介, 朴 智秀, 鄭 新源, 川瀬 貴晴, 小坂 千里, 藤田 渉
セッションID: H-19
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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本研究の目的は、環境モデルビルを掲げる最新のオフィスビルにおいて、温熱環境実測とアンケート調査を通じてオフィス環境性能を評価することである。本稿では、階と方位の異なる2つのエリアでの、夏と冬の調査結果を比較したものを報告する。条件の異なるエリアでの比較により温熱環境の特性を明らかにした。また、同様な温熱環境であっても性別や他の環境要素が複合的に影響することで執務者の満足度が変化することがわかった。
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藤田 渉, 川瀬 貴晴, 鄭 新源, 田仲 浩介, 朴 智秀, 小坂 千里
セッションID: H-20
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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環境モデルビルである本建物のオフィスには,自然換気システムを採用している.省エネルギー効果が期待される自然換気システムを,テナントビルにおいて有効に活用していく為のアプローチとして,中間期において能動的に作動させ,各種データを定量的に検証し,自然換気利用促進のための性能データを得た.その導入効果を本建物のテナントサービスを用いテナントへ周知することにより,自然換気システムの利用頻度を向上させる取り組みを行った.
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小坂 千里, 川瀬 貴晴, 鄭 新源, 荒井 義人, 百瀬 隆, 梅田 泰正, 吉田 光宏
セッションID: H-21
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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環境モデルビルにおける①省CO2技術②インタフェースを用いた省CO2を促進する技術③性能検証によるエネルギー削減の取組みについて総合的な検証を行った.建物管理者を含めた運用改善並びにインタフェース(テナントサービスシステム)の提供によるテナントの自助努力によって1次エネルギー消費量はベンチマーク①より46%削減を達成した.性能検証による四位一体となった総合エネルギー削減と環境品質の融合が図れたものと考えられる.
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渡邊 一男
セッションID: H-22
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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エネルギー問題を考えるときの、最も基本的のことを、「基本理念」の視点により検討した。日本では「原子力発電所・原発」「原子」と呼ぶが、世界では「nuclear power plant・NPP」「核電坫」と「核」である。この相違は、米国で1945-1952と短期間に「atomic」の時代があり、この間に導入されたことと、官学業での恣意的取扱いによる。本件は、夙に問題提起したが、改めて「アンケート方式」により、状況と方向を示す。
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宮田 翔平, 赤司 泰義, 桑原 康浩, 花崎 広隆
セッションID: H-23
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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In this paper, we analyzed long-term BEMS data about the whole building, the heat source system, a refrigerator, and a heat exchanger. As a result, we clarified that coefficient of performance of the heat source system and the refrigerator has been deteriorating about 3 % a year and it could be caused by chilled water pollution.
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松田 千怜, 柳 正秀, 三野 洋介
セッションID: H-24
発行日: 2015年
公開日: 2017/11/15
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本研究は「サーバ室を持つ事務所」という特徴を活かした環境モデルビルを対象とし、企画・設計時から施工の長期運用の施工検証に基づくライフサイクルエネルギーマネジメントにより、快適かつ省エネルギーな建物運用の継続的検討を行うことを目的とする。本報では受渡後段階での実測値に基づく性能検証、および、省エネルギー性能・環境性能の評価について、結果を報告する。
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