主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
東京電力多摩支店は、電力供給用の情報処理施設と事務所を主用途とし、1987 年に竣工した建物であり、2010年8月〜2012年5月に改修工事を行った。竣工後も施主・設計者・施工者・運転管理者によるコミッショニング体制を構築し、継続的にチューニングを実施した。特に改修後2年目(2013年)に空気熱源式冷凍機、改修後3年目(2014年)にVAVのチューニングを行い、省エネルギー改修の効果と併せて改修前後でエネルギー消費量、最大電力デマンドを大幅に削減し、COPおよび搬送効率の向上を実現した。