空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編
セッションID: C-28
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建物屋上面周りに形成されるSmagorinky定数分布に関する実験的検討
*山田 慎一甲谷 寿史山中 俊夫桃井 良尚相良 和伸西村 浩一
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キーワード: Smagorinsky定数, PIV, 風洞実験
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抄録

LESの代表的な計算モデルはSmagorinskyモデルである。このモデルを用いるにあたり決定すべきSmagorinsky定数(Cs)は一般的に理論値が使用されるが、この理論値は普遍定数ではなく、Csを修正することにより予測精度が向上する場合がある。そのため、建物周りにおいても、予め分布傾向を把握した上でCsを決定できれば予測精度が向上する可能性があると言える。 これを踏まえて、本報ではPIV測定結果に空間フィルタを適用することにより得られる二次元Cs分布について検証した。

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© 2016 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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