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Ying LI, Toshio YAMANAKA, Hisashi KOTANI, Kazunobu SAGARA, Yoshihisa M ...
セッションID: IS-7
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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This paper showed the results of the experiments to examine temperature and contaminant concentration profiles of cooling condition with Ceiling Induction Diffusers of Low Speed (CID).
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森本 晋平, 澤地 孝男, 桑沢 保夫, 西澤 繁毅, 津田 学志, 川浪 隆幸
セッションID: C-1
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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第一種全熱交換型換気ユニットにデシカントを搭載した換気ユニットを製作し、夏期条件おける実証実験にて、換気システムの違いによる温熱環境への影響を確認した。
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西村 欣英, 木村 洋
セッションID: C-2
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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気密性の高い集合住宅において給気側の抵抗がレンジフードの排気風量に及ぼす影響を確認することを目的に現場測定を行い,計算値と比較を行った。その結果,換気口部材の隙間特性値が2より極端に小さい場合は室内負圧を考慮してレンジフードファンの排気風量を検討する必要があること,第3種換気を採用した気密性の高い集合住宅であっても,換気口部材の圧力差-通気量曲線があれば,レンジフードファンの排気風量の算出が可能なことがわかった。
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木村 洋, 西村 欣英
セッションID: C-3
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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現場におけるレンジフードファンの換気風量を排気側ベンドキャップで測定する場合,多点測定法やフード利用測定法が用いられている。しかし,一般にベンドキャップは風向を制御するためのルーバーが設置されていることから,偏流が生じたり,風量計そのものが空気流れの抵抗になっている。このため,風量測定結果がばらついたり,風量を過少評価するなどの問題が生じている。本研究では,既存の風量測定器の測定精度,実用性を検討するとともに,より安価で精度の高い現場測定法を検討したので報告する。
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福島 明, 村田 さやか, 魚住 昌広
セッションID: C-4
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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Measurement results on the developed push-pull ventilation system show that the system controls airflow rate according to the planed algorithm for the approximate period and improvement of the energy efficiency is not so significant in Fukuoka & Nagoya compare to Sapporo. Bypass system keeps indoor comfort in summer higher than conventional push-pull system with heat exchanger.
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井上 洋輔, 倉渕 隆, 吉野 一, 竹内 仁哉, 宮嶋 舞佳, 李 時桓
セッションID: C-5
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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換気対象室各部への外気の分配や、室内の汚染空気の排出効率の把握には、トレーサガスを用いた実験方法が多く実施されている。換気のない空気循環系ではトレーサガスの系外への排出がないことから実験法は確立されていない。そこで循環系などの条件下でも対応できる動的定常濃度に基づくトレーサガス実験法を取り扱い、実験法の論理的背景、ならびにCFD解析にて簡易モデルを想定し、循環部系のない開放系における解析結果と空気循環系における動的定常濃度に基づくトレーサガス実験法の妥当性について検討した結果について報告する。
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宮嶋 舞佳, 倉渕 隆, 竹内 仁哉, 吉野 一, 井上 洋輔, 李 時桓
セッションID: C-6
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本報では、前報(その3)で報告した空気循環系における動的定常濃度に基づくトレーサガス実験法に基づき、簡易モデルにおいてCFD解析並びに実験室実験を行い解析結果と実験結果との整合性の確認結果について報告する。
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杉田 雄希, 小林 知広, 梅宮 典子
セッションID: C-7
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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置換換気方式と同様に温度成層を形成する空調方式の一つである準置換換気方式を対象として、鉛直温度分布の性状解明とその簡易予測を目的とする。本報では、吹出口数と給気風量を変更したCFD解析による数値実験を実施し、その結果を真値と仮定して、ブロックモデルを用いて適切な室内鉛直温度分布を再現し得る乱流熱拡散係数の同定を行った結果を報告する。また、無次元数を用いた関数式を提案する。
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中村 琢郎, 倉渕 隆, 李 時桓, 妙木 麻紋
セッションID: C-8
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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集合住宅の共用廊下にガス給湯器を設置する場合、排気が換気口から室内に流入する恐れがある。現行の設置基準では換気口の設置位置に制限があり、既往研究ではより一般的な集合住宅にガス機器を設置した場合を想定した総務省令40号に準拠する開放型廊下モデルに対し、設置基準が緩和できる可能性が示されている。本研究では同モデルを対象に、様々な給湯器を設置し実大模型実験及びCFD解析により排ガスの廊下内滞留性状を把握し、換気口設置可能性について検討した。
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後藤 和恭, 酒井 孝司, 小野 浩己
セッションID: C-9
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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The purpose of this study is accuracy verification of CFD analysis with realizable k-ε proposed by Shih et al. In this study, CFD analysis by standard k-ε, realizable k-ε, and SST k-ω was conducted for region which was considered as horizontal non-isothermal jet stream experiment of Murakami et al, and the results was compared.
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谷山 浩一, 上山 健司, 近藤 靖史, 小倉 久
セッションID: C-10
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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The purpose of this paper is to compare the indoor environmental quality (IEQ) between conventional ventilation system and newly developed one under the air disturbance caused by a moving body using computational fluid dynamics (CFD) simulation. The simulated results show that newly developed ventilation system achieves better IEQ than conventional one in terms of indoor air quality and indoor thermal environment.
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小倉 久, 近藤 靖史, 谷山 浩一, 上山 健司
セッションID: C-11
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究では、室内全体を静穏な流れ場となるような設計がなされたコンビニ内小規模厨房の換気・空調システムの改善案に基づいて、調理者の動きに伴う擾乱(以降、人体擾乱と記す)がある場合においても捕集性状が良好となる排気フード形状などを検討する。すなわち、パネルを動かすことにより、人体擾乱を模擬的に発生させる装置(以降、擾乱発生装置と記す)を用いた実験を行い、厨房の温熱・空気環境を臭気濃度と温度分布の観点より検討している。
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川添 智之, 近藤 靖史, 吉野 一, 山下 真示, 奥田 篤
セッションID: C-12
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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業務用厨房では調理機器から発生する燃焼排ガスや調理生成物質などにより温熱・空気環境が悪化する場合があり、これらの改善のため低放射・集中排気型調理機器の導入や天井に置換換気用吹出口を設置する換気・空調方式が提案されている。 本研究では低放射型調理機器と天井給気型置換換気・空調方式を導入した業務用ガス厨房を対象として、CFD解析と実大実験により検討を行い、本報では、CFD解析について報告する。
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山下 真示, 近藤 靖史, 吉野 一, 川添 智之, 奥田 篤, 小松 洋登
セッションID: C-13
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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業務用厨房では調理機器から発生する燃焼排ガスや調理生成物質などにより温熱・空気環境が悪化する場合があり、これらの改善のため低放射・集中排気型調理機器の導入や天井に置換換気用吹出口を設置する換気・空調方式が提案されている。 本研究では低放射型調理機器と天井給気型置換換気・空調方式を導入した業務用ガス厨房を対象として、CFD解析と実大実験により検討を行い、本報では実測と気流の可視化について報告する。
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長澤 康弘, 近藤 靖史
セッションID: C-14
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究では、測定時にトレーサガスの再捕集がある場合において初期分配率から捕集率を推定する方法を検討する。本報(第3報)では、実験により得られる濃度測定値から求められる分配率に基づいて捕集率を推定する方法を整理する。次に、トレーサガスが発生してから排気フードにより排出されるまでに要する時間を平均排出時間として定義する。また、トレーサガス濃度をトレーサ粒子の数で表現し、平均排出時間を求める方法について検討する。
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岩松 俊哉, 占部 亘
セッションID: C-15
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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開放型加熱調理機器であるIHコンロと鉄板焼き器(非定格運転型)の必要換気量を排気フード捕集率測定により明らかにするとともに、従来の必要換気量からの換気量の低減可能性を検討した。
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占部 亘, 岩松 俊哉
セッションID: C-16
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本報告では,スチームコンベクションオーブンの捕集率に及ぼすフード前方張り出しと扉開放方法の影響を検討し,以下の知見を得た。1)400 mm を越えるフード前方張り出しは必要ない。2)湯気逃がしをすれば,フード前方張り出し300 mm でも十分である。
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竹谷 俊成, 甲谷 寿史, 山中 俊夫, 桃井 良尚, 相良 和伸, 藤村 倫子
セッションID: C-17
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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業務用厨房では、調理作業により油分を含んだ大量の熱や調理生成物質が発生するため、作業者環境は劣悪なものになりやすく、改善のために適切な換気設計が必要である。本研究の最終目標は、捕捉と保持の現象に分けた局所排気フードの捕集原理1)を解明することにある。これまで実物大の業務用厨房を使用して種々検討を行ったが、実物大実験の作業性が悪いことや、時空間の同時測定が困難であることから、本報では1/2スケールに縮小した模型実験による検討を行った。
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藤村 倫子, 甲谷 寿史, 山中 俊夫, 桃井 良尚, 相良 和伸, 竹谷 俊成
セッションID: C-18
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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縮小模型実験とCFD解析モデルのフード捕集率結果が一致し、CFD解析による実際の現象の再現性が確認できため、そのCFD解析から得られた鉛直方向風速、燃焼排ガス濃度、燃焼排ガス流量分布を詳しく見ていくとともに、フード捕集現象を捕捉と保持に分けて扱うことに基づき、それらの算出を行った結果を報告する。
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赤林 伸一, 坂口 淳, 有波 裕貴
セッションID: C-19
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究では、擾乱の影響を比較的受け易いとされるIHレンジの周囲に生じる熱気流性状に特化し、調理で発生する臭気等を効率よく排気することが可能な新たな換気・空調方式の開発研究を行うことを目的とする。本報(その1)では、住宅の厨房及びダイニングを対象に数値流体解析(CFD解析)を用いて、電化厨房における気流性状及び汚染質の拡散状況、レンジフードの汚染質捕集能力を明らかにする。
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長島 映璃, 倉渕 隆, 鳥海 吉弘, 志村 麻梨絵, 奥田 篤, 小松 洋登, 李 時桓
セッションID: C-20
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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快適性や省エネルギーの観点から、厨房の必要換気量はフードの排気捕集率に基づいて決定されるべきであり、そのために各調理機器の擾乱環境に応じた排気捕集率データの収集・整理が求められる。本研究では、排気捕集率に基づいた業務用厨房の換気設計法確立を目的とし、既往研究での検討機器に加え、回転釜やスチームコンベクションオーブンといった特殊な調理機器において、捕集率測定法の提案及び各種擾乱条件下での捕集率測定を行った結果について報告する。
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志村 麻梨絵, 倉渕 隆, 鳥海 吉弘, 長島 映璃, 奥田 篤, 小松 洋登, 李 時桓
セッションID: C-21
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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標準k-εモデルを用いて排気捕集率の解析を行った際に、実験値よりも捕集率が過大に評価される傾向がある。本研究では、CFD解析による捕集率の再現性を高めるための計算パラメータのチューニング効果と、空調擾乱の影響の再現性に関する研究を行った。また、スチームコンベクションオーブンによる調理後の扉開放速度が、スチコン庫内から流出する調理生成物質の捕集率にどのような影響を及ぼしているかについて、実験とCFDによる検討結果を報告する。
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荻田 俊輔, 藤田 美和子, 澤田 佳也
セッションID: C-22
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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学校給食においては、食の安心・安全が一番に求められる。既報では、高天井の学校給食センターの実態調査や実測結果を報告した。本報(第4報)では建設から20数年が経過した学校給食センターと近年建設された学校給食センターを対象にそれぞれ、温熱環境計測を実施した結果を報告する。さらに、気流シミュレーションにより、給排気条件を変えて夏期ピーク時の温熱環境の改善検討をおこなった。
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妙木 麻紋, 倉渕 隆
セッションID: C-23
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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近年、都心部において超高層集合住宅が数多く建設されている。これらの住宅の暖房・給湯熱源として都市ガスを想定する場合、ガス給湯器をバルコニーに設置することがあるが、設置位置によっては強風により燃焼が妨げられる恐れがある。様々なバルコニー形状や建物高さの超高層集合住宅が計画されており、従来の運用がどの程度適用可能かについては検討の余地がある。本研究ではCFD解析を用いて、バルコニーの形状や高さによるバルコニー内風環境評価を検討することを目的とする。
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杉山 侑司, 河野 良坪, 中川 純, 挾間 貴雅
セッションID: C-24
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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逆問題の解決手法の一つに「随伴変数法」による逆解析がある。本手法の概要は、まずCFD解析で現状値を算出し、次に現状値を目標値に近づけるためには何処の設計変数を変更すべきかを感度として算出する。筆者らは空調設計以外も含めて新たな適用法を提案しており、本報では逆解析を用いて外壁及び間仕切り壁を決定する方法について検討する。また、傾斜面に建つ実住宅を対象に適用事例を示し、提案手法の有効性を確認する。
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宮地 雄大, 齋藤 輝幸
セッションID: C-25
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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自然通風を行う際、効率の良い通風のためには開口面積や開口面積の比が重要となる。本研究では、熱・換気回路網計算により、通風利用の効果が大きい窓開放面積の検討を行った。その結果、室の気流通過率は必ずしも室の有する開口の大きさに依らないことが分かった。また、総開口面積を変えなくとも、南北窓面積比や東西/南北窓面積比を変えることで換気回数は増減することが分かった。
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藤田 拓也, 小林 知広, 梅宮 典子
セッションID: C-26
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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一般に風力換気における換気量を評価する式は単一開口や風圧係数差がない複数開口で換気量を0と評価してしまうが、実際には風の乱れによる換気が行われている。単一開口を扱った研究はこれまでに数多く見られるが、複数開口において風圧係数差が微小な場合での換気効果は不明な点が多いと言える。そこで本報では対面開口を有する室における実質的な換気効果を評価するため、LESを用いたCFD解析を行いPFRとAFRの2種の評価指標を用いて換気量を評価した結果を報告する。
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有波 裕貴, 赤林 伸一, 坂口 淳, 富永 禎秀
セッションID: C-27
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本報では十分な通風が期待できない、同一壁面上に2つの開口を有する単純住宅モデルを対象に、開口が無い単純住宅モデル及び、厚さの無い塀を隣接させた場合の解析を行う。又、開口部に風力換気促進装置(ガイドベーン:GV)を設置した場合の解析を行う。更に、既往の研究で提案した風速変動を考慮した換気・通風性能評価手法を適用することで、室内外の通風気流性状及び室内居住域への温熱空気環境の改善に有効に寄与する換気量(有効換気量)を比較し、GVの効果及び建物周辺状況が換気性能へ与える影響を定量的に評価した結果を報告する。
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山田 慎一, 甲谷 寿史, 山中 俊夫, 桃井 良尚, 相良 和伸, 西村 浩一
セッションID: C-28
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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LESの代表的な計算モデルはSmagorinskyモデルである。このモデルを用いるにあたり決定すべきSmagorinsky定数(Cs)は一般的に理論値が使用されるが、この理論値は普遍定数ではなく、Csを修正することにより予測精度が向上する場合がある。そのため、建物周りにおいても、予め分布傾向を把握した上でCsを決定できれば予測精度が向上する可能性があると言える。 これを踏まえて、本報ではPIV測定結果に空間フィルタを適用することにより得られる二次元Cs分布について検証した。
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鷹野 亮, 倉渕 隆, 平野 葵, 戸田 雄大
セッションID: C-29
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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集合住宅において実測とCFD解析を行い、流入開口幅や配置を変化させて居住域平均風速の検討を行った。開口幅は全開よりもある程度閉める方が居住域平均風速は増加することが分かり、またその結果を風速比Cに注目して分析した。また居住域平均風速をエネルギー収支式から近似的に求めるための資料整理として代表長さの検討を行った。
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戸田 雄大, 倉渕 隆, 水谷 国男, 野中 俊宏, 鷹野 亮
セッションID: C-30
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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換気塔の形状を中心としたその通風性能に影響を及ぼす要素の把握を研究目的とする。流れの数値シミュレーションを行い風洞実験結果と比較することでその整合性を確認したうえで様々な形状の換気塔の性能比較を行い、通風性能に及ぼす影響要素を把握した。また換気塔の研究は主に密集市街地における戸建て住宅の通風性能改善を目的として行われるが、本研究の結果を大規模建築におけるボイドに適用し検討することで、ボイドを用いた通風経路についても通風性能改善効果が見込まれることを確認した。
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桃井 良尚, 相良 和伸, 山中 俊夫, 甲谷 寿史
セッションID: C-31
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本報では、中間期を想定した等温場においてCFD解析を行い、室に対してCFが格子状に均等設置された際のCFの設置間隔及びCFの風量が室内気流性状に及ぼす影響について検討を行った。また、乱流モデルについて事前検討も行った。
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守谷 輝明, 酒井 孝司, 小野 浩己
セッションID: C-32
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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建物のエントランス空間は,出入り口の通行に伴う,外気侵入により温熱環境の悪化が懸念される。外気侵入を抑える方法として,二重スライドドアが挙げられるが,外気侵入状況などの検証例は少なく,不明な点が多い。 そこで本報では,自動スライドドアが設置されたエントランス空間の温熱環境評価を目的に,二重自動ドア作動時の外気侵入状況と侵入量の把握を試みた。また,風除室の奥行き長さが侵入量に及ぼす影響について検討した結果を報告する。
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楠元 秀規, 尾崎 明仁, 李 明香, 岩崎 祐加
セッションID: C-33
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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天井断熱住宅では,夏期に日射の影響で小屋裏が高温になり室内の熱環境へ影響を与える場合があるが,小屋裏を換気し排熱することで改善を図ることができる。本報告では、実験棟を用いて自然換気と強制換気における小屋裏の排熱効果の比較実験を行った。また、数値シミュレーション「THERB for HAM」を使用し屋根形状と換気方法の違いが小屋裏の自然換気に及ぼす影響と夏期の排熱効果を検討した。
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村田 さやか, 月館 司, 福島 明, 一坊寺 英夫
セッションID: C-34
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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呼吸型ダイナミック・インシュレーションは、通気型無機断熱コンクリートを基材とする外壁と、その外壁を通じて給気と排気を交互に行う換気システムから構成され、排気時に換気排熱をBICに蓄熱し、給気時に室内に熱を回収するシステムである。本報では、呼吸型ダイナミック・インシュレーションを導入した実証実験建物において、トレーサーガスを用いた外気導入量等の測定を行い、有効換気量率を算出した。
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三浦 広暉, 林 立也
セッションID: C-35
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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小学校における普通教室の年間利用時間は1500時間程度であり、残りの7000時間が未利用であることを勘案すると、換気エネルギー消費量の大幅な削減を実現するためには、長期休暇等の児童不在時において停止の可能性も含めた機械換気の運用方法を検討すべきである。 具体的には教室の内装材等から放散する化学物質の濃度を計測し、蓄積による基準値超過等のリスクを評価することによって、安全性を満たした上で管理可能な範囲を把握することが必要である。
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小川 大州, 森 正夫, 武藤 佳武, 木下 裕登
セッションID: C-36
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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病室で自ら身体のコントロールが不可能な患者の排泄処理の際に臭気が拡散することは、患者自身を非常に恥ずかしい気持ちにさせ、第三者にとっても不快な感情を生む要因となっている。この感情を無くすことを目的に、トルネード効果を利用した局所換気システムを開発した。第4報では、実際の多床室での使用を想定し、低風量でも安定した換気効率が得られるよう装置を改良し、さらにニオイセンサーを用いてニオイの換気効率の数値化を行った研究報告を行う。
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王 立, 加藤 信介, 黄 孝根
セッションID: C-37
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究は、温熱環境および空気質の時間変動、空間分布を考慮したエネルギーシミュレーション実現の手始めとして、省エネ性と室内温熱快適性を共に実現する液冷空調システムを採用する執務室に対し、流体シミュレーション且つ汚染源の影響範囲の程度を評価する室内空気質寄与率CRIAQを用い、室内汚染物質の人体呼吸からの二酸化炭素(CO2)と建材放散からのホルムアルデヒド(CH2O)の両者による空気質評価を行った結果を示す。
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間宮 尚, 山澤 哲
セッションID: C-38
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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換気は省エネが未達の分野の一つであるが、屋内空気質の目標値の議論と屋外の空気質の低下の議論が同時に行われていない。筆者らはその理由として「外気は清浄」を前提としているためであり、空気質の別の制御方法があれば議論は動くと考えた。 そこで、屋内空気中の除去すべき気体を水の電気分解で得られたアルカリ性、酸性の電解水に溶解して除去する方法の効果を室内試験にて検討した。CO2やNH3は電解水で十分に除去できることを確認した。
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松村 聡美, 細井 昭憲
セッションID: C-39
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究は、非住宅建築物を対象とした通風利用技術の省エネルギー性能評価の一環として実施し、通風による冷房熱負荷削減効果の推定法の提案を目的としている。評価の枠組みを示し、排熱効率を提案した。自然換気時の室温計算で換気回路網計算が用いられる場合、排熱効率は考慮されていない。CFD解析を用いて典型通風経路における排熱効率を算出、検討した。通風経路により排熱効率特性が見られ、変化の仕方による分類と、各通気経路の気流特性を分析した。
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渡邉 玲央, 須永 修通
セッションID: C-40
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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片側開口の居室においても開口面に平行に吹く風を捉えて自然換気を促進する縦型上下外開き窓の換気性上を明らかにするためにCFD解析による検討を行った。本報では同一形状の開口でベーンのない場合、引違い窓との比較を行った。縦型上下外開き窓は外部風速が大きいほど排熱効率が良くなることがわかった。ベーンのない場合と引違い窓は風速による違いは小さく、外部風がない場合が最も排熱効率が良いことがわかった。
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豊村 幸毅, 甲谷 寿史, 山中 俊夫, 桃井 良尚, 相良 和伸, 林 英人, 岩井 良真, 牛尾 智秋
セッションID: C-41
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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水平型風力換気システムを有する高層オフィスビル (Kビル、大阪市)では、これまでに自然換気時の室内温度、気流性状等についての研究が行われてきた。本報では自然換気の性能検証の簡易化手法の開発に資することを目的とし、BEMS温度データ、アメダス気象データ(外気温、風速、風向)、建物開口仕様(すき間量、開口面積)等の限られたデータをもとにした換気回路網計算を行い、建物全体を対象に自然換気量及び室間換気量を算出した。
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THI NGA HOANG, 奥宮 正哉, 田中 宏明
セッションID: C-42
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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潜熱蓄熱材(Phase Change Material - PCM)を備えた自然換気システムの性能評価を実測及びシミュレーションで行い、建物に適用する場合に検討すべき項目を整理し、それらの影響を検討する。PCMの枚数、日射吸収率、外部風速、PCMの設置位置及び運転パターンについての検討を行った。
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西本 真道, 高村 秀紀, 松岡 俊樹, 青山 純也
セッションID: C-43
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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大平面オフィスに導入された自然換気システムを対象に実測を行った。本報では、春期実測の概要と、換気量と外部風の関係を考察した。換気量は風速に換気窓の断面積を乗じることで算出した。1日の平均換気回数は1.3〜12.2回/hであった。風向が南東のときの外部平均風速の方が大きかったため、風向が南東の時の方が平均換気回数は多くなった。また、外部風に対し、風上側のエリアの換気窓が開いている場合では、外部風速に比例して平均換気回数は多くなる傾向にあった。
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青山 純也, 高村 秀紀, 西本 真道, 松岡 俊樹
セッションID: C-44
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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大平面オフィスに導入された自然換気システムを対象に実測を行った。本報では、自然換気によって外気を導入したことによる室内温度の変化や、換気量と室内温度の関係を明らかにした。そして、自然換気による省エネルギー効果として換気量を用いて熱源機の消費エネルギー削減量を算出した。室内温度は、換気回数が多くなると自然換気開始時から終了時までの温度低下が大きくなった熱源機の消費エネルギー削減量の1日当たりの合計値は、平均値で2.8MJ/m2となった。
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松岡 俊樹, 高村 秀紀, 西本 真道, 青山 純也
セッションID: C-45
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本論文では、研究棟に導入された自然エネルギーを利用するシステムの評価を行うことで建物自体の省エネルギー効果を示す。既報(その3、4)では自然換気システムの性能評価を行った。しかし、対象建物にはクール・ヒートトレンチ、外気冷房と太陽電池が導入されている。自然換気を含めた建物自体の省エネルギー効果を明らかにするため、それらのエネルギー消費量を算出し建物のエネルギー消費量と比較した。
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長友 集, 張 偉栄
セッションID: C-46
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究は、人員密度が高く空気汚染が早い大学教室の自然換気量を把握することを目的とし、ドライアイスをトレーサーガスの発生源とする提案方法で都市部と郊外にある大学キャンパスの教室を対象として自然換気量の測定を行った。測定結果に基づいて一般的な建物と自然換気が導入されるパッシブデザインの建物の自然換気量の違いを検討する。
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甲谷 寿史, イム ウンス, 落合 奈津子, 長谷川 巌
セッションID: C-47
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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オフィスビルの自然換気は、室内環境の快適性向上の可能性やBCPの観点から採用されるが、テナントオフィスでは、テナント分割や要望に対し柔軟に対処できるシステムが求められる。本研究は、水平換気を主体とした換気窓を南北外壁面に、また重力換気用シャフトとして階段室を用いることで、室分割時にも柔軟に対応できる実在建物の換気性能評価を行う。本報は、自然換気システムの概要、換気性能評価、テナント入居後の自然換気の運用状況と室内環境を報告する。
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田辺 慎吾, 髙山 眞, 甲谷 寿史, 山中 俊夫, 桃井 良尚, 相良 和伸
セッションID: C-48
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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常時計測された1 年間の代表フロア別内外差圧値をBEMS データから抽出し、自然換気量予測、差圧やその他の条件の年間を通した推移について分析を行った。
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田中 悠, 菊池 卓郎, 山本 順也
セッションID: C-49
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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当社が計画したライトシェルフと一体化させた自然換気装置による室内自然通風計画と実測による定量的な性能評価および温熱環境把握を実施したので、その結果について報告する。
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