空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第10 巻 都市・環境 編
セッションID: J-16
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都市環境負荷長期予測のためのハビタットモデル(CPASS)の構築 原単位予測モデルの改良とシナリオ別CO2排出量の算定
*馬場 芳樹李 知殷上野 貴広高口 洋人赤司 泰義住吉 大輔林 鍾衍
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抄録

従来の研究によって都市環境負荷の長期予測シミュレータ「ハビタットモデル」を開発した。 その中に含まれるCO2排出原単位モデルは大規模都市のみを対象としていたため、原単位モデルを改善し、統計情報が不十分な小規模都市でも原単位モデルが構築可能であることを示した。 また、構築したモデルを用いて様々なシナリオを評価したところ、原子力発電の停止はCO2排出量の増加が最も大きく、電気料金の上昇はCO2排出量が最も削減出来ることが明らかとなった。

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© 2017 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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