主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成29年度空気調和・衛生工学会大会(高知)
開催地: 高知
開催日: 2017/09/13 - 2017/09/15
既存の地域冷暖房は真夏のピーク時の負荷を処理するために決定されて送水温度で年間運用されている。そのため、低負荷時において送水温度変更を行うことで熱源機の省エネルギー化の余地があるといえる。本研究では、西新宿地域冷暖房地区を対象に試算を行った。結果として、需要家側では送水温度10.0℃の時が最もエネルギー増加となり、1.21MWhのエネルギー増加となったが、プラント側では10.0℃の際に115.4MWhの省エネルギー化となり、地区全体では104.5MWhの省エネルギー化が見込まれた。