主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成30年度空気調和・衛生工学会大会(名古屋)
開催地: 名古屋(大同大学 滝春キャンパス)
開催日: 2018/09/12 - 2018/09/14
主な感染経路の1つである接触感染に関して、公共空間では不特定多数の人々が多くの環境表面を共用するため、手指の顔面接触による感染経路を調査することは有用である。本研究では、模擬電車内における顔面接触頻度を計測し、顔面接触行動に影響を与える要素を分析した。統計解析の結果、女性と比較して男性の顔面接触頻度および粘膜面接触頻度が有意に高かった。また、電車利用後に手指衛生を実施しないと回答した人ほど粘膜面接触頻度が高い傾向がみられた。