シミュレーションによる動的給水給湯負荷算定法を考える　第２報　各建物用途における算定モデルと算定の実践

抄録

第2報では，MSWCプログラムの算定対象となる集合住宅，事務所ビル，宿泊施設，飲食店舗，大規模厨房施設，病院，高齢者福祉施設の各建築用途における使用水量・湯量について，過去の実測結果から集計・分析した使用量の特徴，変動要因，近年の使用傾向の変化について説明する。さらに，MSWCプログラムに適用する給水給湯負荷算定モデルの構築方法を概説し，各建築用途において負荷算定を実践した結果の一部として，集合住宅と事務所ビルの瞬時負荷を示す。