空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: K-26
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デマンドレスポンス適用を目指した予冷運用および居住者行動の効果検証 その2 居住者行動の違いによる快適性・健康性評価
*大木 玲奈金 ジョンミン菅野 颯馬秋元 瑞穂田辺 新一林 泰弘森戸 直美
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抄録

本研究ではDRを想定したエアコンの予冷運用による電力需要のシフト効果と予冷運用に合わせた居住者行動が快適性と健康性に及ぼす影響を評価した。本報では、予冷運用に家事の時間を連動させるという居住者行動の工夫が快適性や健康性へ及ぼす影響の把握を目的に行った被験者実験の結果について述べた。居住者行動の工夫をすることで、快適性や健康性が向上し、DR時間帯に快適に過ごすことのできるエアコン停止時間を約35分間延長できる可能性が示された。

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© 2019 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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