空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編
セッションID: H-63
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集合住宅を対象とした用途別エネルギー消費量分析に基づく省エネ提案及びその効果 その3 省エネ行動と世帯属性の関係性とコロナウイルス感染防止対策の影響の把握
*永倉 直武井上 隆高瀬 幸造
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抄録

本研究では、家庭CO2統計全国本格調査の対象世帯における省エネ行動実施率と世帯属性の関係性の把握するため、分析を行った。2018度から引き続き実施した全電化集合住宅Sにおける省エネ提案では、実施世帯でのエネルギー削減効果がみられ、継続実施による効果も示した。コロナウイルス感染予防対策による居住者の生活行動の変容のエネルギー消費に与える影響は、平日日中の電力水道消費量の増加や、昨年同時期より一日あたり電力16%、水道12%程度の増加傾向がみられた。

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© 2020 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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