空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
Print ISSN : 1880-3806
ISSN-L : 1880-3806
令和4年度大会(神戸)学術講演論文集 第7巻 空気質 編
セッションID: E-60
会議情報

開放型燃焼器具使用時の室内汚染物質濃度に関する実測調査(その3)
*野﨑 淳夫一條 佑介二科 妃里
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では消火時の開放型石油暖房器具の非定常燃焼時(消火)における汚染物質発生特性を求めるため、チャンバー実験を行い、以下の知見が得られた。  1)反射式石油ストーブ、石油ファンヒーター共に、顕著な濃度上昇が見られた粒子(17.5~532.8nmの範囲で測定)は17.5~98.2nmのUFPsに相当する粒子であった。  2)顕著な濃度上昇が見られた物質はformaldehyde、acetaldehyde、benzene、bromodichloromethane、2,2,4-trimethylpentane、heptane、methylisobuthylketone、toluene、decaneであった。

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top